パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

干し柿を作る

今年も干し柿を作った。 約150個である。 作り方は去年と同じだが、これまでは殺菌の写真が無かった。 

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/11/29/075548

 

今年は、順を追って説明できる。 それでは早速、今年の「干し柿作り」を紹介しよう。

 

先ずは、樹に生っている状態だ。

 

    https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191215/20191215233342.jpg

 

これで、目の子で300個はあると思える。 勿論、中にはぶよぶよの熟れ過ぎの実もあるが、今年は10月が暖かく、干し柿作りに適していなかったので、仕方ない。 11月上旬になって、漸く気温も下がり、適期となったのだった。

 

尚、過熟した渋柿は洗って冷凍しておくと、渋味が抜けて、美味しいシャーベットになる。

 

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続いて、皮むきである。 全工程で、一番大変な作業だ。 後で知ったのであるが、ピーラーを使う方法もある・・と言う。 来年は、試してみよう。

 

    https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191215/20191215233607.jpg

 

籠の中に、渋柿が見える。 150個を包丁で剥くとなると、2日掛かりである。

 

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続いて紐で縛り、殺菌の工程だ。 ここで手を抜くと、カビが生えてしまう。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191215/20191215233653.jpg

 

沸騰水に1分以上、ヒタヒタに漬ける必要がある。

 

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最後は、乾燥である。 太陽に当たり、風通しの良い場所が良い。

 

    https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191215/20191215234019.jpg

 

最初は上記URLの写真の様に白いが、やがて、茶色くなって来る。

 

    https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191215/20191215234031.jpg

 

 

そして、表面に白い粉(こ)が噴いてくれば、完成である。

 

    https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191215/20191215234044.jpg

 

勿論、もっと時間を置けば、もっと粉を噴いてくる。 しかし、乾燥し過ぎると固くなり、食感を失うので、注意が必要だ。

 

え? 「味は?」ですって??? 

 

   「愚問だね!!!」

 

と言うのも・・ こうして出来た干し柿は、例えば、午後3時のお茶受けとして、最高である!!!!!

 

リハビリ516―11月のリハビリ(1)

さて、世の中は12月中旬だと言うのに、日記は、漸く11月だ。 遅れている理由は、2つあって、① 滞米日記を書いていた事と、② 転倒によ圧迫骨折を起こし、安静にしていた事である。

 

そこで、11月のリハビリは、簡単に紹介しよう。

 

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さて、週の前半は、11月は4回あったが、初回は、I士であった。 そう、週の前半は、担当者が(ローテーションで?)変わるのだ。

 

私が、器械によるリハビリをやっていると、I士から声が掛かった。 そして、前回、彼の施術の中で印象的なのは、「スクワット」である。 何しろ、開脚のままスクワットをするのである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/11/05/083333

 

しかし、今回は、違った。 どう違ったかと言うと、「脚を前後に開いて」のスクワットである!?! 脚を前後に開いたら、じゃあ、上半身は、どう傾けるの? それニ従って顔はどちらを向くの? 膝が足先より前に出ないのは、前の脚だけでイイの? ・・等々、色々と疑問が湧いてくる。

 

でも。仕方ないので、「それらしく」(=上半身を少し倒し、前方を見る様に)やったら、合格を貰えた。 しかし、今考えても、不思議なストレッチだ。

 

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さて、残りの週の前半は、S士が1回、I士がもう1回、T士が1回だった。 特徴的なのは、S士である。 

 

11月中旬の某日のことであった。 予め、市から上水道の清掃を夜中にやる・・と言う連絡があった。 その結果、翌朝、朝一番で水を使う時、水が濁ったり、エアーを噛んだりする事がある・・と言う注意書きもあった。

 

と言う事は。私は早朝に起き外に水栓を開けに出る必要がある・・と言う事だ。 つまり、屋外の立水栓を開けて、濁り水やエアーを逃がそう・・と言うのだ。

 

そこで、翌朝、私は屋外に出て、水栓を開け様と屈んだ時だった。 私は、バランスを失い、コンクリートに顔が付いた。 まぁ、決して出血した訳でも無い。 しかし、僅かな擦過傷が。頬に付いてしまった。

 

それでも、リハビリの迎えの車が来る。 そこで、リハビリに行ったら、担当はS士だった。 S士は、私の頬の傷を目敏(めざと)く見付けて、その成因を訊いた。 私は、朝、コンクリートの上でバランスを失って転倒した事のみを伝えた。 すると、彼は

 

   「怪我をしたのは、頬だけですか?」

 

と訊いて来たので、私が、

 

   「そうです」

 

と答えると、彼は私に膝を見せろ・・と言う。 私がジャージの裾を捲って見せた時。

 

   「古傷ばかりですけどねっ」

 

と言ったら、納得した様で、今度は。肘は? ・・と訊いて来た。 私が。服の袖を捲っ

えみセルと、無傷である事を知り、漸く納得した様だった。

 

彼による施術は、こうしてから始まった。

 

お金の話題を、2題

 

以前―――と言っても、もう1年以上前のことになるが―――インターネットを利用した「架空請求詐欺」に遭った事を、日記にした。 

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/10/10/090608

 

時効はどれ位か分からないが、まぁ、最短でも1年はあるだろう・・と思い、9月中旬に電話した。 そうしたら、フリーダイヤルは、いつも話し中・・ 仕方なく、イオン銀行のHPから、用件を枠内に記入して送信した。 すると、翌日の夕方、先方から架かって来た。

 

恐らく、私の名前をキーに色々と調べたのであろう(クレジットカード番号等の情報は、記入していないので)、電話の女性が、今年の1月17日に、私の銀行口座に振り込んである・・と言うのである。

 

そこで、電話を切り、インターネット・バンキングで調べると、確かに、11,400円が入金してあった。 まぁ、疑っていた訳では無いが、チャンと取り返してくれたんだぁ・・と嬉しく思った。

 

私は返金が、てっきりクレジットカードの「ご請求明細書」に明記されるのかと思っていた事と、振込み人が、イオンクレジットかイオン銀行になっているものと思っていた事、実際は「イオンクレジットサーヒ」から入金されていた事から、入金と返却(=回収)とが結び付かなかったのである。 せめて、何らかの連絡があっても良かったのでは? ・・と思っている。

 

まぁ、いずれにしても、僅かな金額のために、番号を変更したカードを恵送してくれたり、返却(=回収)に当たってくれたりしたイオン関連各社の各位に深謝である。

 

   ―――――――――――――――

 

さて、次の話題は、「年金受給者生活支援金」についてである。 所謂、プレミアム商品券の事だ。 これは、小さいお子さんのいる家庭と市民税が非課税の個人に贈られる。 但し、前者は直接引換券が郵送されて来るのに対し、後者は申込書が郵送されて、これに申し込まないと、引換券が来ない。 

 

そして、一旦、40,000円を支払うと、50,000円分の商品券が購入できる・・と言う仕組みだ。 商品券は、加盟店でのみ使用でき、お釣りは出ないと言う。 そして、商品券は、500円腱が10枚綴りになっている。

 

ここまでは良いのだが、問題はその商品券の印刷である。 何が問題かと言うと、美し過ぎるのである。 本当にこれ程華美な・・と言うか過美な印刷が必要なのだろうか・・と言う疑問を持たざるを得ない、総天然色の4色刷り。 紙も、インクの発色を保証する様な、厚くて白い上質紙・・

 

まぁ、担当者に言わせれば、「偽造防止のため」と言うかも知れない。 しかし、そのための、通し番号だろう。 その通し番号を、例えばバーコードのような、Computer Readableの形式で管理するとか。綴りの表紙の工夫とか、コピーすると浮き出る文字・模様や消える文字・模様でなんとかならないか? 一体、この印刷コストは、どれ位なのだろうか?・・と思ってしまった。

 

印刷が上がったら、(裁断後?)通し番号を印刷し、10枚揃えて止めて、ミシン目を入れ、表紙や背表紙を糊付けて裁断する・・ それから(最終)検品して、漸く出荷となる。 では、出荷先は? それらの多くが、市の商工会である。 市は、自分の職員にやらせずに、外注するのである。 当然、外注費が発生する。

 

1部(500円券×10枚)当たり一体、いくらのコストになるのだろうか???

 

 

 

リハビリ515―Sh士は、理学療法士?

 

さて、今日は週の前半、リハビリの日だ。 いつもの様に、送迎車に乗り、車椅子で医院に行き、靴を脱いで、部屋に入り、血圧と体温を測定し、施術者の都合に合わせて、機械を使ったリハビリを行う。 私がエルゴメーター(自転車漕ぎ)を丁度終えた頃、今まで柔道整復師だと思っていた施術士が担当だ。 名をSと言うが、既にS士がいるので、Sh士としよう。

 

彼は、先ず、私に、

 

   「ハイ、横を向いて下さい」

 

と言った。 私は、

 

   「(まさか、例のすくみ足予防のための施術じゃあ、ないだろうなぁ・・)」

 

と思って、Sh士に背中を向けると・・ 腕(肩関節)の可動域のチェックだった。 左右共「合格」の様だ。 

 

Sh士の良い所は、その施術がどこに効くかを教えてくれる事である。 例えば、両脚を膝立てにして、その片方―――例えば、左脚―――を開く。 この時、彼が自分の手でその抵抗になり、

 

   「これは、ここの筋肉の強化になるんです」

 

と言い、左脚の内側を示した。 それとは逆に、左脚を閉じる時は、手を膝の内側に置いて、その抵抗となり、

 

   「これは、ここの筋肉の強化になるんです」

 

と左脚の筋肉の外側である事を教えてくれる。 施術の最後に、歩き方も教えてくれた。 それは、次の様なものであった。

 

   「まず、その場で『1・2』と、その場で予備歩を踏み、それから『1・2、1・2、・・』と歩き出すんです。 そうそう、一歩を目一杯大きくとってぇ・・」

 

と言う具合だ。 フムフム、こうして歩くと、正常な(­=生得的な)歩き方に近い! しかも、杖無しで!!!

 

   ―――――――――――――――――

 

さて、週の後半は、K士によるリハビリだ。 いつものストレッチやマッサージを行った後、先週提案した「パーキンソン体操」の、2番目をやった。 それは、横曲げである。

 

まぁ、ラジオ体操にあるので、説明の必要はないだろうが、一応、記しておこう。

 

先ず、足を肩幅に開いて直立し、例えば左側に曲げるのであれば、左手を腰に当てて、右手を自分の頭頂部に廻して、上半身を左に曲げる。 続いて、同じ事を左右を変えて行う。

 

この時、

 

      「注意点は、前に倒れない様にする事である」

 

とK士が言ったが、コピーの下の方にも同様の事が書いてあった。

 

 

診療014―201910 (2)

さて、メモは続いた。


(3) 進行性核上性麻痺(特に純粋無動症)と薬物について

 

脳の運動指令機能を賦活するには? (chemical transmitterを中心として)

  • Dopamin(↑)  → 無効 (L-DOPAを500mg/日にまで、増量するも)
  • Serotonin(↑)          → 無効 (セロトニン再取込み阻害剤 例:サインバルタ
  • Serotonin(↓)  → 無効 (抗セロトニン剤  例:ペリアクチン)
  • Acetyl choline(↑)   → 未実施 (コリンエステラーゼ阻害剤 例:レミニール)
  • GABA(↓)   → 有効 (例:ノウリアスト)

 

(4) 血圧の測定結果について  (アムロジン2.5mgの処方結果の検証)

 

  • 前回診察日(9月30日)~昨日(10月27日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

138

89

66

124

83

72

標準偏差

 8.4

4.7

4.9

7.5

3.7

6.4

最高値

150

63

75

139

89

71

最低値

119

75

59

110

76

64

以上

え? なぜ、(3)を書いたか・・ですって??? それは、次回の伏線だからだ!?!

 

f医師は、これ(上記(3))を見て、こんな事を教えてくれた。

 

   「今、『スーパーノウリアスト』と言うのが、臨床(試験)(=phase III)に掛かっているんですよ。 なんでも、それは『ノウリアスト』の100倍位効くそうなんです」

 

と。 それを聞いた妻が、

 

   「じゃあ、来年には、発売されるんですか?」

 

と訊いた。 f医師は、これに対して、

 

   「後、3年は掛かるでしょう、ねぇ・・ と言うのは、臨床(試験)に1年、それらを纏める(=製造承認申請書を作る)のに1年、申請を受理して、許可まで1年は掛かるので・・」

 

成る程、時間が掛かる訳だ!?!

 

そして、f医師はアムロジンを2.5mgから5mgに戻そうと、提案した。 理由は(4)にある通り、起床時の最高血圧の平均値(138mmHg)が基準値(140)ギリギリ、最低血圧の平均値(89)も基準値(90)ギリギリだからだろう。

 

普段から、チョット高めかな?・・と思っていた私は、二つ返事で、同意した。

 

そして、私の状態について、

 

   「これで要支援2と言う事はないでしょう。 もう一度、審査を受け直してみてはどうでしょうか? 症状が、急に変化した・・とか言って」

 

とアドバイスをくれた。 いつか、考えてみよう。

 

こうして、2019年10月の診察は、アムロジンの処方量変更で、無事に終わった。

 

 

圧迫骨折

いやぁ、参りました。 先月末に、転倒して、腰痛を発症していた事は、報告しました。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/12/01/094238

 

まぁ、腰痛そのものは。湿布を貼っていたら2日間程で引いたのですが、今度は、背中が痛くなってきました。 あまりにも痛いので、ロキソプロフェン(ロキソニンジェネリック)を服用するも改善せず、やがて5日が過ぎて行きました。 ロキソプロフェンの添付文書には、

 

   「3~5日間服用して症状が改善しない場合は、服用を中止して医師の診察を受ける事」

 

と書いてあるので、行ってきました、以前も行ったM整形リウマチクリニックに・・

 

M医師曰く、

 

   「レントゲンを撮ってみましょう」

 

と。 レントゲン室に行くと、技師が変わっていた。 何枚か撮影し、戻ると、再びM医師の診察を待った。 呼ばれて、診察室に入ると、誰もいない・・ そうM医師は別の部屋で、患者を診ているのだった。

 

戻ったM医師は、先ずは、発症に至った様子を訊いた。 その上で、今回のレントゲン画像を以前撮影したものと比較した。 そして、

 

   「ほら、ここ! (脊椎の)角度が違うでしょ!!! 『圧迫骨折』です。 場所は、1,2,3,4・・12番目ですねぇ・・」

 

と診断した。 彼は、続けた。

 

  「先ずは、痛みを取り除く事ですが、お薬を出します。 あと、湿布はどうしますか?」

 

と訊くのでお願いした。 彼は更に、

 

   「インフルエンザの予防接種は受けられました?」

 

と再び訊くので、妻が

 

   「いいえ、受けていません」

 

と答えると、こう言った。

 

   「風邪やインフルエンザ等で、咳やくしゃみをした事によって、圧迫骨折を起こしてしまう事もあるんです。 うちでも予防接種はやっていますが・・」

 

と。 しかし、私の住んでいる自治体とは異なるので、費用が余計掛かるので、妻も私も、返事をしなかった。

 

こうして、2週間分の消炎鎮痛剤と湿布を受けて、受診は終了した。

 

   ――――――――――――――

 

さて、圧迫骨折をした私の日常であるが、安静第一である。 昼間は寝ていて、食事は、ベッドサイドで、おにぎりやパンを主食とした。 問題はトイレである。 起きると痛いので、四つん這いになって進み、便器の前で。妻に降ろしてもらう・・ 実に大変だ。 特に夜中は・・

 

以上の理由で、コメントを頂いても、返事が遅くなったり、折角ご訪問頂きました皆様のサイトを訪れられなかったり・・と、失礼も多々あるかも知れません。 その折は、

 

   「まぁ。アイツ(=私)は、圧迫骨折を治療中なので、仕方ないか・・」

 

と、ご寛容のほど、お願い申し上げます。

 

 

診療014―201910 (1)

さて、10月下旬の中央クリニックのf医師による診察日となった。 予約は、午後4時だ。

 

3時半前に支度が出来、3:50まで家で待っていても仕方ないので、クリニックに行く事にした。 つまり、同じ待つなら、クリニックの方がイイ・・と言う事である。 漫画も読めるし、ま、何より、同じ4時グループの中でも、早く診て貰えるのではないか・・と言う下心(?)もあった。

 

そこで、束の運転で、少し早目に着いた。 患者や家族が大勢いて、結構混んでいる。 私にのみ椅子を空けて貰い、漸く座れた。 そのため、本当に早く順番が来たのかは、不明だった。

 

20分程して呼ばれて、診察室に入り、いつものメモを渡した。

 

(1) 前回受診日(2019年9月〇〇日以降の体調について

 

① ドプス600mg+シンメトレル300mg、アムロジン2.5mg、ノウリアスト40mg(いずれも1日量)は、ほぼ毎日服用した。
② 10月〇日、妻の運転で義妹と、日高市巾着田曼珠沙華を観に行った。 歩行器で移動したが、下り坂で歩行器が先行し、「へっぴり腰」になってしまい、結局、車椅子を借用した。

③ 10月〇〇日、N整形外科にて、市の健康診査の結果を聴いた。(内容は後述)
④ 10月上旬、自宅の庭で転倒し、両膝に軽い擦過傷。 これ以外の出血に至る大きな転倒はなかった。 しかし、床の見切り縁で良くすくみ足になったり、手摺りに摑まったままバランスを失ったりした。
⑤ 10月〇〇日、庭に防草シートを張る際、竹の根切りをしたが、疲労困憊であった。

 

②を見て、f医師は、

 

  「日高市って、どの辺にあるんですか?」

 

と訊いたので、妻が、

 

  「埼玉県の南西部で、川越市の方です」

 

と答えた。

 

(2) 市の健康診査の結果について 

 

⑥ 検査項目:身体計測では、BMI=24.9。(H=164.7cm、Wt=67kg)
⑦ 検査項目:血圧は1回目=167~104、2回目=156~89だった。
⑧ 検査項目:血液検査(血糖、血中脂質、肝機能、腎機能、貧血)は、全て範囲内!
⑨ 検査項目:誘導心電図=所見なし。
⑩ 検査項目:尿検査=糖(-)、蛋白(±)、潜血「(-)
⑪ 検査項目:大腸がん検診=「今回は異常を認めない」(前日・当日共、便潜血(-))
⑫ 検査項目:前立腺がん検診=「今回は異常を認めない」(PSA=1.90ng/ml)
⑬ 医師の判断:「蛋白尿 再検」


割と良い成績だったので、f医師もツッコミ様がなかったのか、彼はこんな事を言った。

 

   「この病気は、普通の歩き方をすると、1秒間に4歩のスピードになってしまうんですよ。 だから、『異常な歩き方』をすればいいんです。 例えば、横歩きとか・・」

 

これを聞いた妻が反応した。

 

   「センセ、そうなんです、主人は、カニ歩きが得意なんですぅ」

 

と。 f医師は続けた。

 

  「赤ちゃんは。1歳位になると、歩き始めるでしょ? あれが生得的な歩行なんです。 生得的な歩行をパーキンソン(病? 症候群?)の人がやると、1秒間に4歩になってしまうです。」

 

と。 私は納得した。 私が階段を比較的容易に昇降できるのは、それが異常な歩行だからなのだと。 パーキンソン病だから、歩き方が異常になるのか、その異常さを隠すために(=正常に歩いている様に見せるために)更に異常な歩き方をするのか?