お金の話題を、2題
以前―――と言っても、もう1年以上前のことになるが―――インターネットを利用した「架空請求詐欺」に遭った事を、日記にした。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/10/10/090608
時効はどれ位か分からないが、まぁ、最短でも1年はあるだろう・・と思い、9月中旬に電話した。 そうしたら、フリーダイヤルは、いつも話し中・・ 仕方なく、イオン銀行のHPから、用件を枠内に記入して送信した。 すると、翌日の夕方、先方から架かって来た。
恐らく、私の名前をキーに色々と調べたのであろう(クレジットカード番号等の情報は、記入していないので)、電話の女性が、今年の1月17日に、私の銀行口座に振り込んである・・と言うのである。
そこで、電話を切り、インターネット・バンキングで調べると、確かに、11,400円が入金してあった。 まぁ、疑っていた訳では無いが、チャンと取り返してくれたんだぁ・・と嬉しく思った。
私は返金が、てっきりクレジットカードの「ご請求明細書」に明記されるのかと思っていた事と、振込み人が、イオンクレジットかイオン銀行になっているものと思っていた事、実際は「イオンクレジットサーヒ」から入金されていた事から、入金と返却(=回収)とが結び付かなかったのである。 せめて、何らかの連絡があっても良かったのでは? ・・と思っている。
まぁ、いずれにしても、僅かな金額のために、番号を変更したカードを恵送してくれたり、返却(=回収)に当たってくれたりしたイオン関連各社の各位に深謝である。
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さて、次の話題は、「年金受給者生活支援金」についてである。 所謂、プレミアム商品券の事だ。 これは、小さいお子さんのいる家庭と市民税が非課税の個人に贈られる。 但し、前者は直接引換券が郵送されて来るのに対し、後者は申込書が郵送されて、これに申し込まないと、引換券が来ない。
そして、一旦、40,000円を支払うと、50,000円分の商品券が購入できる・・と言う仕組みだ。 商品券は、加盟店でのみ使用でき、お釣りは出ないと言う。 そして、商品券は、500円腱が10枚綴りになっている。
ここまでは良いのだが、問題はその商品券の印刷である。 何が問題かと言うと、美し過ぎるのである。 本当にこれ程華美な・・と言うか過美な印刷が必要なのだろうか・・と言う疑問を持たざるを得ない、総天然色の4色刷り。 紙も、インクの発色を保証する様な、厚くて白い上質紙・・
まぁ、担当者に言わせれば、「偽造防止のため」と言うかも知れない。 しかし、そのための、通し番号だろう。 その通し番号を、例えばバーコードのような、Computer Readableの形式で管理するとか。綴りの表紙の工夫とか、コピーすると浮き出る文字・模様や消える文字・模様でなんとかならないか? 一体、この印刷コストは、どれ位なのだろうか?・・と思ってしまった。
印刷が上がったら、(裁断後?)通し番号を印刷し、10枚揃えて止めて、ミシン目を入れ、表紙や背表紙を糊付けて裁断する・・ それから(最終)検品して、漸く出荷となる。 では、出荷先は? それらの多くが、市の商工会である。 市は、自分の職員にやらせずに、外注するのである。 当然、外注費が発生する。
1部(500円券×10枚)当たり一体、いくらのコストになるのだろうか???