パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

MIBG検査 −3

放射線による副作用もなく、無事にMIBG検査が終了した。 ・・と、思った。 所が・・ 「それでは3時間後にもう一度検査しますから、○時○分までにいらして下さい」 と技師に告げられ、時刻を書いたメモを渡された。 その時刻までは、普通にしていてよいそうで…

MIBG検査 −2

パーキンソン病の検査として心筋シンチグラムを受けるために、放射性同位体で標識されたMIBGが静脈注射される事となった。 看護士によばれて、放射線管理区域内の検査室に入った。 先ずは指定のスリッパに履き替え、勧められた椅子に掛けると、左腕を出す様…

MIBG検査 −1

意識をしないと、歩行が上手にできない。 つい、すくみ足・小刻み歩行・つま先歩行・加速歩行(突進現象)となってしまう。 検査(MIBGとMRI)による確定診断と治療(投薬)が待ち遠しく感じる。 所でMIBGとはmeta-iodobenzylguanindineの事であり、ヨウ素が…

問診と検査予約

先ずは医師による問診であるが、予め下記のメモを持参して見せた。 ・ 主な既往症 ・ 現在の生活習慣(飲酒、禁煙)と健康状態 ・ 現在治療中の疾病と投薬履歴 ・ 家族の病歴 ・ 主訴と受診理由 この内、主訴は脳神経外科を受診した時のものと同じであるが、…

脳神経内科の初診 − T医師との出会い

2010年8月末、この頃になると症状の悪化が目立ったので、妻の勧めもあり、某総合病院の消化器科を受診する機会に脳神経内科も受診する事とした。 こちらは初診となるので、消化器科の予約時刻より早めに病院に到着した。 先ずは総合受付の「初診受付」の窓口…

歩行障害が、現れ始める・・

2010年8月となった。 2月に脳神経外科で「異常なし」のお墨付き(?)を貰って、半年が経過した事になる。 この間、症状が進んできた。 特に歩行系の障害が顕著である。 先ずは「すくみ足」。 これはその名の通り、一歩を踏み出そうとしても足がすくんでしま…

ウォーキングの開始

某企業の1泊温泉旅行に当選し、2010年4月下旬に妻と参加した。 この時妻は、宿で同室となった女性が早朝ウォーキングを継続している事に感銘を受けたと言う。 爾来、我々も早朝5時20分に起床し、35分間で4000歩のウォーキングを継続している。 但し今は冬な…

衝撃の診察結果 − 脳神経外科

MRIとMRAの検査は、それぞれ2010年の2月の予約となった。 指定された日に行くと、固定された頭を大きな機械のトンネルに入れさせられた。 検査が始まると、ガガガガ、ピピピピ、ドドドド・・と言う騒音に包まれたが、特別痛くも痒くもない。 MRIもMRAも、20…

脳神経外科を受診する

2010年1月下旬、幾つかの症状が重なってきたので、家族の勧めもあり、近くの脳神経外科を受診した。 当時の主訴は、次の通りであった。 1.筋力の低下 ・歩幅が小さくなった。 足を引きずる。 ・歩速が落ちた。 ・動作が緩慢になった。 2.バランスの悪化…

発症のころ

2009年の夏でしょうか、歩くのに違和感を感じました。 つい、つま先歩きで前傾姿勢になってしまうのです。 今考えれば、それがパーキンソン病との長い付き合いの始まりだったのでした。 パーキンソン病は決して珍しい病気ではありません。 これから闘病記を…