架空請求詐欺に遭う・・
私がいつもの様にインターネット上のサイトをブラウジングしていると、
2018 年間ビジターアンケート (〇〇市) ブラウザー意見アンケート |
おめでとうございます!
2018 年間ビジターアンケートの参加者に選ばれました! Chrome 「ありがとう」を込めて Apple iPhone X が当たるチャンスを差し上げます!
と言う画面が出た。 そのURLは、
http://mobile2260.gogoprize73.club/0734436360/?u=dyfpbev&o=vbgkqz1&cid=da9e9nt6jrnxsc73&f=1
である。 簡単な質問にいくつか答えると、画面が変わり、
「ご参加ありがとうございました、本日は次の賞品が選べます:〇曜, 9月〇〇0, 2018. 下のリストから (1) つだけ選べます。」
とある。 勿論、iPhone X 狙いであるが、「在庫が無い」という。 その他の選択肢は、映画の永久無料視聴の権利である。 仕方が無いので、それを選択すると、クレジットカード(以下、クレカと言う)の番号を求めてきた。
「無料なのに、なぜクレカの番号が必要なんだろう・・」
とは思ったが、そこにはもっともらしい事が書いてあったので、つい、入力しってしまった。 すると、海外の映画サイト(https://www.4kvidclub.com/)に飛んだ。 うん、確かに無料で色々と観られる! (と言う事は、クッキーを使って、サインインしている?)
まぁ、そのサイトの事は、暫く忘れていた。 所が・・
2ヶ月程してクレカの請求書を見ると、そのサイトのURLと、5,662円が請求されているではないか!?!?! 備考欄には
「USD 49.99/換算レート113.262円」
とある。 何じゃこれは!?! 思い当たるのは、例の「無料」映画サイトしか無い!!!
そこで、そのサイト(https://www.4kvidclub.com/)を訪れて見ると・・ Pricing(価格)の項目に、
「5-DAY FREE ACCESS $0.00
Automatically renews at $49.99 per month when trial ends」
(5日間は無料($0.00)お試し期間修了後は、$49。99/月が自動的に更新される)
とある。 勿論、私は登録もしていなければ、クレカ情報はこちらのサイトには入れていない。
「やられたー・・」
と思った。 所謂、架空請求詐欺である。
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先ずは、登録の抹消をしなければならない。 そこで、トップページの「CANCEL MEMBERSHIP」(退会)をクリックすると、名前やら、E-mail address,やら、クレカの最終の4桁の番号やらを入力すると・・
E-mail addressに「退会を受け付けた」旨のメールが届いた。 しかし、そのメールは「受信トレイには残っていなかった。 つまり、退会を受け付けた証拠が残らないのだ!!! 今にして思えば、そのまま印刷(又は、画面のキャプチャー)をしておけば良かったと・・
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さて次は、引き落としの防止である。 丁度土曜日だったので、市の消費者相談はやっていないので、#188に電話した。 すると、県南のK市の相談員(女性)に、ナビダイヤルで繋がった。
「実は、『・・(中略)・・』で、架空請求詐欺に遭い、クレカから引き落とされそうなんです」
と説明すると、彼女は私の名前・住所・年齢・電話番号を訊き、
「その場合は、先ずはクレカ会社に電話してみて下さい。 電話番号は、クレカの裏に書いてあると思いますが・・ 私は〇〇市の消費者電話相談の〇〇と申します。 電話番号は、0〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇です」
と言った。 しかし、クレカの裏にあるフリーダイヤルは番号案内のみで、オペレーターが出るメニューはないし、もう一つのナビダイヤルは、常に話し中だ。 そこで、イオン銀行のフリーダイヤルに架電したら、漸くオペレーターに繋がった! そこで、当方のクレカ番号を伝えると、
「この(請求明細)の3行目ですね?」
と、分かってくれた! その後、男性と替わり、こう告げられた。
「それは、クレカの番号を変えるしかありません。 但し、毎月引き落としになっていり会社さんには、変更の手続きをして頂きたい事と、ワオンはお使いつでしょうか?」
「ハイ、使っています」
「その場合はイオンステーションで、旧カードのワオンとワオンポイントを新カードに移行してから、旧クレカに鋏を入れて下さい」
と言う事だった。 後は、
「今月請求分は、一度、落ちてしまうので、その返済が、数ヶ月掛かりますので来年になってしまうんですが・・」
「分かりました」
「所でこれって、iPhone Xが当たる・・とかいうヤツですか?」
「ハイ、その通りです!」
と。 そして、数日したら新しいクレカが、書留で郵送されて来た。 取り敢えず、「一件落着」である。
尚、Chromeで開こうとすると、
fieryrewards.tk/eqiweruqualjhfrw/jp/iph/
「偽のサイトにアクセスしようとしています。」
と、赤い背景に上記の警告文字が表示され、それ以上進まなくなっていた。 そう、ブラウザの起動デフォルトをChromeにしておけば、良かったのであった。