干し柿を作る
今年も干し柿を作った。 約150個である。 作り方は去年と同じだが、これまでは殺菌の写真が無かった。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/11/29/075548
今年は、順を追って説明できる。 それでは早速、今年の「干し柿作り」を紹介しよう。
先ずは、樹に生っている状態だ。
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これで、目の子で300個はあると思える。 勿論、中にはぶよぶよの熟れ過ぎの実もあるが、今年は10月が暖かく、干し柿作りに適していなかったので、仕方ない。 11月上旬になって、漸く気温も下がり、適期となったのだった。
尚、過熟した渋柿は洗って冷凍しておくと、渋味が抜けて、美味しいシャーベットになる。
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続いて、皮むきである。 全工程で、一番大変な作業だ。 後で知ったのであるが、ピーラーを使う方法もある・・と言う。 来年は、試してみよう。
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籠の中に、渋柿が見える。 150個を包丁で剥くとなると、2日掛かりである。
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続いて紐で縛り、殺菌の工程だ。 ここで手を抜くと、カビが生えてしまう。
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沸騰水に1分以上、ヒタヒタに漬ける必要がある。
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最後は、乾燥である。 太陽に当たり、風通しの良い場所が良い。
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最初は上記URLの写真の様に白いが、やがて、茶色くなって来る。
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そして、表面に白い粉(こ)が噴いてくれば、完成である。
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勿論、もっと時間を置けば、もっと粉を噴いてくる。 しかし、乾燥し過ぎると固くなり、食感を失うので、注意が必要だ。
え? 「味は?」ですって???
「愚問だね!!!」
と言うのも・・ こうして出来た干し柿は、例えば、午後3時のお茶受けとして、最高である!!!!!