パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

転倒事故28−リハビリ

診察の最後は、リハビリの指導である。 MM医師は私に椅子から立って、下げた左腕を前後に振って見る様に求めた。 私は左腕を振りながら、徐々にその振幅を増し、最後には前方ほぼ水平まで上げられた。 次に、左右に振る様に求めた。 しかし、こちらは水平ま…

転倒事故27―緊急手術

2012年3月上旬、整形外科の受診日となった。 実は前日が元々の予約日であったが、総合病院から自宅に電話があり、MM医師に緊急手術が入ったので診察を別日にして欲しい・・と連絡があったのである。 いつもの様に診察時刻である10時半の30分前にX線撮影をす…

転倒事故26―出勤

2012年3月に入り、短時間ではあるものの、毎日会社に顔を出している。 勿論、車での送迎は、妻にお願いをしている。 一応出社時刻を知らせておくと、私の部屋のエアコンを入れておいてくれる部下がいる。 心優しい女性である。 あ、彼女とは何にも無い。 残…

転倒事故25―バッテリーが上がる・・

左肩の痛みも和らぎ、少しずつではあるものの恢復してくると、自動車が心配になってきた。 1ヶ月以上動かしていないので、エンジンが掛かるのか・・ そこでキーを持ち、運転席に乗り込んだ。 この席に座るのも、久々である。 そこでアクセルペダルを何度か踏…

転倒事故24―点字ブロック事件

2012年3月となった。 家では三角巾を取り、なるべく左腕を自由にしている。 そして時々、MM整形外科医の指示通り左腕をぶら下げて、振り子の様に前後左右に動かしている。 すると角度により、肩と肘にグキッとする場所があり、なかなか思うように動かせない…

転倒事故23―破傷風の追加免疫

そして最後に、二回目の破傷風の予防注射をお願いしなければならない。 MM医師にその旨を告げると、看護師が 「一回目は、どこ(の病院)で受けましたか?」 と訊いたので、その総合病院のカードを見せたら、納得した様だった。 そして、医師に 「オーダー票…

転倒事故22―三角巾とリハビリ

妻は前々から、毎日使っている三角巾の汚れが気になっていた。 事故1ヶ月、常に着用しているので、確かに汚れてきた。 そこで妻がMM医師に替えてもらえないか尋ねると、1枚しか保険適用でないらしい。 すると看護師が、 「(病院の)売店でも売っていますし…

バルトリン腺炎

これまでの所、骨折の恢復状況は順調だ。 痛みが引くに連れ、普段の生活が徐々に戻ってきた。 否、戻らない生活が一つだけある。 そう・・ すっかり、妻と「ご無沙汰」をしてしまった事である。 そもそも1ヶ月以上も童貞だなんて、出産時期を除けば結婚以来…

転倒事故21―『あの日』から、4週間・・

2012年2月の下旬、今日は整形外科の受診日である。 前回の受診から2週間、転倒事故による骨折から4週間が経過した事となる。 整形外科の予約時刻は12時であるが、今回もその30分前にX線撮影を行う事になっているので、妻の運転で総合病院に向かった。 余裕を…

転倒事故20―体の変化

2012年の2月中旬、転倒事故から3週間が経った。 この間の体の変化を見てみよう。 先ずは、外見から。 左腕には三角巾をし、その上から幅広いベルトで固定している。 左腕を振れないと、歩く時にバランスが悪い。 そこで、杖を常時使っている。 もう、これだ…

転倒事故19―順調な恢復

2012年2月の同じく上旬、今日は整形外科の再診日である。 例によって、診察予約時刻の30分前にX線撮影を行った。 予約時刻は12時であったが、受診できたのはほぼ13時だった。 長時間待つのは大変だが、昼食も摂らずに診療を続けているMM医師は、もっと大変だ…

転倒事故18―痛っ!

総合病院の整形外科で処方されたロキソニン(鎮痛剤)は、 「自己判断で止めて良い」 とMM医師から言われていたので、2012年2月中旬のある日、痛みの引いた頃、試しに朝から服用を止めてみた。 その日の夕方は疲労感・倦怠感が強く、背中や腰が痛んで動作も…

診察201202-6

そして話題は、再び転倒による怪我に戻った。 今後の推移が気になったらしい。 私は 「一応今週(整形外科の)診察があり、もし結果が良ければその2週間後に三角巾が取れて、リハビリが始まるそうなんです」 と案内した。 「そぉ・・ でも(肩の)リハビリっ…

診察201202-5

I医師は、私の現在の症状をこう評した。 「○○さんの場合は、歩行障害だけなんですよねぇ・・」 「薬は、今のまま(の処方量を)続けてみようと思うんです。」 と言い、少し間を置いて、続けた。 「私は(この総合病院の)診察から帰る時、いつも○○さんの事を…