パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

長女の妊娠(13)

 さて、4月には、長女は、第4週のみ帰省した。 いや、途中の週末には、嫁ぎ先(調布市)のイベントに参加していたのだ。 今回は。赤ちゃんの沐浴の練習に行った・・と言う。 

 

勿論、乳児の沐浴と言えば、パパの出番。 長女は、彼(旦那)と出掛けた。 講義は進み、赤ちゃんに肌着を着せる段階でトラブルが発生したらしい。

 

ほら、赤ちゃん用の肌着って、肩や背は一重で、胸(前)が二重のガーゼになっていて、先ず、両腕を通したら仰向けに寝かせ、本人の左側からの布を、右側に持って来て、布の先端の紐と、右腋下の外側にある紐と蝶結びをする。

 

かれには、このロジックが分からなかった様で、もう一度脱がせて、着せた。 この時、講師や他のカップルは、もう少し進んでいる。 焦った彼は、つい急いだ余り、片方の腕をバンザイの位置から少し後ろに引いてしまったらしい。

、 それを見た講師は、

 

   「そこの貴方・・ 貴方の赤ちゃん、今日で2度目の捻挫ですよ!」

 

と、言われたらしい。 「今日で2度目」と言う事は・・」、今回は分かるとしても、まだ、もう一回あったと言う事だろう。 良く見ているものだ。 彼の母親に言わせると、生来、器用な方ではなかった様だ。

 

   ―――――――――――――

 

そして、ビッグニュース! 遂に「産院」が決まりました!!! それは、調布市のKレディースクリニックである。 まぁ、以前にも書いた通り、「里帰り出産」を考えていて、あちこち探し廻った結果が、A市のAレディースクリニックだったが、長女の希望である無痛分娩のための専門の麻酔科医が隔日で週3日、しかも日中のみ・・と言う。 また、いくら「緊急事態宣言」が出ている地域があるとはいえ、彼(旦那)すら「面会謝絶」と言う。

 

一方、Kクリニックでは、1日1回1人のみではあるが、30分間、面会が可能・・と言う。 また、立会い出産も(条件はあるが、)可能と言う。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

 

つまり、出産と言う、女性として一大事業を成し遂げても、誰ともその感動を共有出来ない・・と言う「孤独」がある・・と長女は言う。