パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

長女の妊娠(7)

長女にとって、通勤が大変らしい。 電車を2~3回途中で降りて休む・・と言う。 帰りも、8時頃家(アパート)に着いたら、精根尽き果てて、ベッドに転がり込む・・らしい。 やがて、彼(旦那)が帰って来ても、ご飯は出来ていない・風呂は掃除していない・洗濯はしていない・・では、怒りたくもなるだろう。 

 

特に彼は、ずうーっと実家から通っていたので、その様な「生活じみた事」の経験が、無いと思われる。 もしそうだったら、

 

   「(結婚って、大変だなぁ・・)」

 

と思っているに違いない!!! これで、乳幼児が一人増えたら、どうなってしまうのだろうか!?!

 

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さて、冒頭に、「そろそろ、つわりもピークを過ぎ」と書いたが、実は、「まだらつわり」である。  どう言う事かと言うと、長女の場合、食事の時の匂いはほぼOKだが、作っている時の匂いはNGだそうだ。 だから、彼が帰宅後に夕食を作ってくれるのであるが、その匂いがダメらしい。 しかも、狭いアパート中匂いが籠(こも)って、折角彼が作ってくれたのに、食欲が湧かない・・

 

まぁ、それでも週の前半は、何とか過ごせるが、週の後半になると、彼の不満が蓄積し、ブツブツ言う言う様になってくる・・と言う。

 

そこで、週末は彼を(彼の)実家に行かせて、日常の家事から解放すると共に、大学時代の友人とドライブに行ったり、趣味の魚釣りに行ったりさせる必要がある。 では、その間、長女は? 彼にして見れば、「(長女の)実家にいる方が安心」と言う事で、毎週末、長女が帰省するのである。 まぁ、長女の帰省は、私にとっては単純に嬉しいが、妻にとっては大変である。 

 

先ず、前日(長女の)布団を干して、食料品の買い出しに行かなければならない。 と言うのは、長女の食べたいものを訊いて、準備しなければならないからである。 え? 親と同じ物を食べさせればイイじゃあないか・・ですって??? 老人食(笑)では、カロリーが足りないのである!?!。 と言うのも、週の平日に減少した体重を、週末の2日間で取り戻さなければならないからである。

 

続いて、当日。1番にする事は、洗濯機を回す事である。 そして、当然、洗濯物は、普段の1.5倍になっている。 更に、寝坊な長女の朝食の準備である。 パンを焼いてバターを付け、目玉焼きを作り、ヨーグルトにバナナをトッピングして、蜂蜜を掛ける。 牛乳は、食事の直前に装う。 パンは6枚切りだから、若い女性にしては、かなりの分量だ。 しかし、エダマメちゃん(胎児の渾名)のために、チャンと食べる。 まぁ、細かい事を言えば、食後の洗い物も1.5倍だ。 そして、日中は、台所にいる時間が長い。 普段の倍(!)以上に感じる。 ま、妻のガンバリと考えよう。

 

最後は、帰る時だ。 彼が迎えにきた時は、長女の送迎の礼を言い、時々は夕飯を食べさせないちいっけない。 だから、長女が帰ると、正直、ホッとする。(汗)
そうそう、長女が帰る前に、色々と持って帰る物の準備が必要だ。 例えば、調理済み品や刻んだ野菜である。 畑で採れる大根・人参・玉葱・ブロッコリー・白菜・ホウレンソウ等である。 それらを刻んでおけば、彼が(!)味噌汁を作る時、便利だろう・・と。

 

ま、我々も楽しみにし、彼にとって安心出来る、そして何よりも長女にとってもリラックス出る時間を過ごせるなら、妻にはもう少し、頑張ってもらおう!?!