パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療028 - 202102 (1)

 さて。2月の診察について、記そう。 2月上旬の某日、妻の運転で〇〇中央クリニックに行った。 予約時刻は2時半だったが、クリニック内部の待合室は比較的混んでいた。 しかし、どうも診察が終わった人達に思えた、 と言うのは。これから診察を受ける人は、皆、一様に不安そうな表情で、「呼び出し」の声に集中している。 一方、診察を終えた人達は、明るい表情で談笑したり、テレビを見たりしていた。 事実、直ぐに呼ばれた。

 

診察室内に入ると、f医師が訊いて来た。

 

   「どうですか、転んでませんか?」

 

と。 私は正直に。

 

   「いえ、チョットやっちゃいました・・」

 

と答えた。 そして、その時の様子を記したメモを渡した。 そこには、次の様に書いておいた。

 

   ―――――――――――――――――

 

  • 前回受診日(2021年1月〇日)以降のイベントや体調について 

 

  • ドプス600mg、シンメトレル300mg、ノウリアスト40mg、アムロジピン5mg、酸化マグネシウ990mgは、ほぼ毎日、服用した。 (服薬量は、いづれも1日分)
  • 比較的平穏な5週間を送れた。 
  • 但し、1月〇〇日、すくみ足から顔面制動をしてしまい、頬をドアノブにぶつけて、出血。
  • 上記以外、出血に至る様な転倒は、なかった。
  • 確定申告書作成のため、2月に入ってからは、パソコンに向かう時間が増えた。
  • 2月〇日から、左右に肘掛けのある椅子を購入し、使用を開始した。 快適である。

 

(2) 処方上の希望について 

 

  • 現行処方の継続をお願い申し上げます。  また、「これは、どうかな?」と思える薬剤がありましたら、試して見たいと考えています。

 

f医師の視線が上記(2)に移った時を見計らって、妻がf医師に質問した。

 

   「センセ、何かイイ薬って、無いんでしょうか?」

 

まぁ、この質問に対する答えは、決まっている。 すると、f医師は、現在進行中の治験に関する情報を教えてくれた。

 

   「以前、ノウリアストの後継品の話しをしましたよねぇ?」

 

そう、ノウリアストの100倍効く・・と言った、例のものだ。

 

   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/12/11/082748

 

   「その薬剤の第2相試験が終了したんです。 ・・ 後3年ほどで、出てきますよ」

 

それに対して、妻が反応し、f医師が解説してくれた。

 

   「3年・・ も、ですかぁ?」

 

   「だって、第3相の臨床試験に1年~1年半、データを纏めるのに半年、製造承認に短くても1年・・と考えると、本当に3年はかか

 

と。 しかしながら、私は3年後の自分の姿が、思い描けない・・ 現在のままなのか、完全に車椅子生活なのか、或いは、天国地獄から見守っていたりしてぇ。(汗)