パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療028  ― 202102 (2)

 

メモは、続いた。

 

(3)  血圧の測定結果について  (アムロジン5mgの処方結果の検証)

 

  •  前回診察日(1月〇日)~昨日(2月〇日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。 

 

 

起床時

就寝時

日数

14

14

14

29

29

29

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

132

78

74

125

81

74

標準偏差

7.7

8.1

7.7

12.1

7.3

7.4

最高値

145

89

85

147

92

89

最低値

116

64

60

102

64

62

                          以上

ここで、またまた妻が発言した。

 

「センセ、主人が右に傾いちゃうんですが・・」

 

と言うと、f医師は、

 

   「(体幹が弱いのかなぁ・・)」

 

と小声で言い、私に質問した。

 

   「どうですか? 背中を反る運動は、やってますか???」

 

最近、サボっているので、答えられないでいると、妻が代返してくれた。

 

   「最初はやってたんですけれど、『腰が痛くなる』とか言って、やらなくなっちゃったんですよぉ・・」

 

これに対して、f医師がアドバイスをくれた。

 

   「そりゃ、一度にやり過ぎですよ! 例えば、最初は2回位にして1週間したら、3回にして、また1週間したら、4回にして・・と言う風に徐々に増やしてゆくとかぁ・・」

 

と。

 

こうして、2月の診察が、無事に終わった。

 

すると、診察室を出た所で妻が私に言った。 そこで、次の様なやり取りとなった

 

   「あのメモには、嘘が書いてあったわねぇ・・」

   

   「どこが?」

 

と訊くと、彼女の指先には、『確定申告書作成のため、2月に入ってからは、パソコンに向かう時間が増えた』があった。

 

   「ここよ、ほら!!!」

 

   「どして???」

 

   「だって、確定申告じゃなくても、いつもパソコンに向かっているじゃない???」

 

   「・・」 (鋭い指摘に、返答出来ない。)