パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療015-201911(1)

さあ、今日は、今年最後の診察日だ。 予約は午後3:30、間に合う様に、妻の運転で出掛けた。

 

以前は午前中の予約が多かったが、この頃は、午後の診察になった。 理由は、駐車場である。 午前中はf医師の他に院長診察もあるが、午後からは院長診察が午後4:00からだから(、駐車場が空いている理由から)だ。

 

さて、ラックの週刊誌を読んでいると、「〇〇さん、中へお入り下さい」と言うf医師の声が、スピーカーから流れて来た。 ウォーキングポールを使い、中に入ると、f医師が椅子にうずまりそうになりながら、こちらを向いた。 

 

そこで私は、妻にいつものメモを出す様に促した。 そして、そこには次の様に書いておいた。

 

1) 前回受診日(201910日)以降の体調について 

 

①  ドプス600mg+シンメトレル300mg、アムロジン5mg、ノウリアスト40mg(いずれも1日量)は、ほぼ毎日服用した。

②  10月○日、自宅の庭で転倒し、両膝に軽い擦過傷。

③  11月○日、庭に防草シートを張る際、再度、竹の根切りをしたが、再び疲労困憊となった。

④  11月○日、寒くなって来たので、20個程の渋柿を剥いて、煮沸消毒し、干し柿を作った。

 

干し柿の写真:http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/12/20/072940

 

⑤   11月○日、自宅外の立水栓を開こうと屈んだ際、バランスを失い、右頬に軽い擦過傷。 ②とこれ以外の出血に至る大きな転倒はなかった。 

⑥ しかし、バランスを失う事が多くなった。 特に、物を持っている時。

 

これを読んで、f医師は、こんな事を言った。

 

   「ポールを持って歩く時、手を1・2、1・2・・と突いて歩くんです。」

 

と言いながら、「1・2,1・2・・」を極めて強く発音した。 と同時に、その掛け声に合わせて、手でポールを突く真似をした。 そして、こう言った。

 

   「もう、ポールの雨後Ⓖ気に合わせて江、足を運んでも良い位です」

 

と。 なぜ今更、そんな事をいうんだろう・・ もしかしたら、私が診察室内を歩く時、同側歩行(=「なんば歩き」)になっていたのだろうか??? いや、そうとしか考えられない。 次回は気を付けよう。

 

(「同側歩行」については、http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/07/02/101854 をご参照下さい。)