長女の結婚式（７）　―　披露宴（後編） - パーキンソン症候群　闘病記

そうそう、途中、お色直しに退席し、二人共、洋装に着替えた。　新郎は黒のスーツ、新婦は、勿論、純白のウェディングドレスで、スポットライトを浴びながら現れた。

そして、いよいよケーキ入刀である。　

その後、新郎が新婦の口に、クリームを運んだ。　「で、お味は？」　そりゃ「甘～い！」に決まっているでしょうが！？！

今度は、新婦が新郎の口に（スポンジケーキを内包した？）クリーム塊を運んだ。

　　　「ハイ、あ～ん？」

　　　「ん？　いくらなんでも、チョット大き過ぎないかい？？？」

　　　「大丈夫よ～ん、（大きいのは）愛だから・・」

　　　「だってぇ、こぼれちゃいそうだよぉ・・」

「大丈夫だから、私の愛を召し上がれ！？！」

「うわー！　口の周りがベタベタだ！！！」

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では、ここで、チャンとした新郎新婦の雛壇での姿を・・

え？　新婦のウェディングドレスの全体がみたい・・ですって！？！

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こうして、披露宴は、佳境を迎える。　新婦による、父母へのお礼の言葉だ。　またこれが、上手く書けていて、涙を誘う・・　しかし、私は泣かなかった。　が、「うっ、うっ」と嗚咽を漏らしてしまった。

そして、花束贈呈である。

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こうして、全てのイベントが滞りなく終わり、最後に、新郎の母が列席者にお礼を述べて、お開きＷとなった。　後は、恒例に従って、列席者を見送るだけだ。　そこで、（列席者を見送るために）出口に並んだ‘が、美酒の酔いも廻り、立っているのも辛くなり、スタッフが準備しているくれた椅子に腰掛けた。

え？　美酒って何だ・・ですって！？！　それは、新郎が列席者のために選んで持ち込んでくれた、「大吟醸」（原料米を29％まで削った）、「シーバスリーガル」（12年モノ）と「？？？？？」（忘れた・・が、洋酒だった）である。

その晩は、義妹夫婦と軽くスパゲッティで夕食を済ませて、後泊した。