切り干し大根
さて、1月下旬から2月上旬に掛けて、切り干し大根を作った。 と言うのも、昨年蒔いた大根の発芽率が、ほぼ100%で採れすぎたため・・と、3月になったら、畑をうなわなければならないからである。 それに、春になると葉が伸びるために栄養を根から取るので、大根が、フニャフニャになり、美味しさが失われてしまう。
そこで、2種類の切り干し大根を作った。 一つは銀杏切り、もう一つは千切りである。
では、最初に銀杏切りの方から見てみよう。 先ずは、切った直後の様子である。
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この様に、切った大根を網の上の載せ、風通しの良い様に(ビールケースの上で)日光に当てる。 すると、相対湿度20%と言う異常乾燥注意報の中、1日で、大半の水分を失う。
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上記写真は、網2枚分である。 こうして、更にもう1日乾燥させると、ほぼ完成である。
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こうして、完全に乾燥させたものが、次の写真だ。 これで、大根1本分である。
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さて、切り干し大根と聞くと、細い紐状のものを想起する方もおられるだろう。 勿論、それも作った。 そのためには、大根を3~4mm位の太さに、千切りにする。 これを乾燥すると、たった1日で次の写真まで乾燥する。
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つまり、実質2日で、ほぼ出来上がるのである。
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下記写真で、大根3本分である。 煮物は勿論、みそ汁の具にもイケるだろう。
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もし、皆さんの台所の片隅に、余った大根が、干からびそうになっていたら、スライスして干して見たらどうだろう? 勿論、金網なんて不要! 物干しに洗濯バサミがあれば、十分だ。