パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療025 ― 202011(1)

現在、〇〇中央クリニックのf医師による診察は、(ここ数ヶ月は)5週間毎だ。 そのため、10月は診察が無かった。 従って、前回の診察は、

 

   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/10/23/082946

 

9月の下旬であった。

 

今回は、11月上旬である。 そこで、上旬の某日、妻の運転で、予約時刻である14時半に間に合う様に出掛けた。 到着すると、(妻の介護を得て)入り口で手をアルコール消毒し、スリッパに履き替え、受付の前の待合室に着くと、全体の様子が分かる。 この頃、(待っている)患者が少なく、待ち時間が短い。

 

今回も、(診察待ちの)患者は2組のみである。 そのため、15分程して呼ばれた。 我々は、軽くノックをして、診察室に入室した。 f医師は大きな椅子に埋もれる様に座っていたらしく、そのままの形で椅子を回転させて、こちらを向いた。 我々は、f医師と軽く挨拶し、私は患者用の椅子に腰掛けながら、妻にいつものメモを出す様促して、私からf医師に手渡した。

 

そこには、次の様に書いておいた。

 

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  • 前回受診日(2020年9月28日)以降のイベントや体調について 
    • ドプス600mg、シンメトレル300mg、ノウリアスト40mg、アムロジピン5mg、酸化マグネシウム990mgは、ほぼ毎日、服用した。 (服薬量は、いづれも1日分)
    • 10月○○日、家庭内でバランスを失い、チェストに掴まった。 そうしたら、顎まで着いてしまった。 それ程痛くはなかったが、後で見ると、僅かに出血していた。 しかし、直ぐに瘡蓋になり、14日には床屋に行けた。
    • 10月○○日、義妹に初孫が生まれたので、出産祝いを届けに出掛けた。 その後、床屋に行った。
    • 10月16日、妻が、翌日からの家族旅行で、私のために車椅子を、社会福祉協議会に行って借用して来た。
    • 10月17日、途中、高崎市内のフレンチレストランにて昼食後、世界遺産富岡製糸場を、雨の中見学した。 その後、薮塚温泉のホテルに一泊した。(Go To Travelを利用して。)
    • 大浴場は私にとって危険が懸念されたので、私は、部屋付属の露天風呂を利用した。
    • 10月18日、午前中は「スネークセンター」にて、多種な蛇や採毒の様子を見学し、昼食に地元名物の「ソースカツ丼」を食べ、昼食後に○○イオンモールにて、地域振興券を使い切るため、買い物をしてから、帰宅した。
    • 10月19日、妻が、昨日までの家族旅にて使用した車椅子を社会福祉協議会に行って返却して来た。 車椅子を用いたが、家族の協力を得て、楽しく行って来られた。
    • 10月○○日、入浴時、浴室の扉に左足をぶつけて、薬指を負傷。 10cc程(?)出血した。
    • 全体として、姿勢保持障害・姿勢反射障害が強くなり、バランスを失う事が増えた。 そして、妻に起こしてもらう機会も増えた。

 

これを見て、リハビリの重要性を言いたかったのか、f医師は、こんな話を始めた。

 

   「79歳の患者が、腰が90度曲がっていたんですが、1年半後に再び会ったら、腰が伸びて『シャキーン』としていたので、私が『どうしたんですか?』と訊くと、(先生に)教えてもらったストレッチを1年間、頑張った ・・ と言うんだよ!」

 

更に、f医師は続けた。

 

   「79歳が1年間、頑張って、1年間頑張って、(90度曲がっていた)背筋が「シャキーン」ですよ!?!」

 

と驚いた様子で話した。 それは、恰(あたか)も、

 

   「(貴方(私の事)は、その患者より10歳以上若いんだから、頑張れば必ず効果は必ず表れます!!!)」。

 

と鼓舞している様だった。

 

では、そのストレッチとは?