パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

家族旅行  (7)

我々は、11時から始まる「採毒のデモンストレーション」を、見に行く事にした。

 

その「採毒室」に向った。 それは、山の中腹にある。 勿論、車椅子では行けない・・ そこで、車椅子は子供達に運んで貰い、私は妻の介助を得て、階段を登った。

 

採毒室に入ると、既に30人程がガラスの向こうを、見ている。 私も見ると、そこには、二人の男性がいた。 一人は、白の袖無しシャツの軽装、もう一人は、普通の服だった。 すると、白のシャツの男性が、(ガラス越しではあるが)皆の方にやって来て、マイクを持って喋りだした。

 

   「本日は、ようこそ、ジャパンスネークセンターにお越し頂き・・」

 

と言う紋切り型の挨拶をして、早速、毒蛇を箱から棒の先にL字の金属の付いたツールで出して来た。 マムシだと言う。 相当、毒蛇の扱いには慣れている様で、巧みに棒に絡めて、皆に見える様、高く上げた。

 

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すると、彼は蛇を一旦下に置き、ツールで頭を抑えて、

 

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左手で蛇の頭の直ぐ下、つまり、首(?)の辺りを持ち、顎を135度開かせた。 

 

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そして、上顎をガラス容器の淵に付けた。 すると、毒液がポタポタ落ち、容器の底に溜まった。

 

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一体、この毒液は。何に使うのだろう? まぁ、抗血清の製造に使われるのは、間違い無いだろう。 実は、生化学者にとって、もっと大切な用途があるのだ。 それは、種々の酵素が、簡単な分画で取れるからである。

 

   https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/25/2/25_2_130/_pdf

 

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さて、マムシの毒はそれほど強くなく、致死性は(無いか)低いが、問題はヤマカガシの方だそうである。 これは毒性が高く、毎年300人位の犠牲者が出る・・と言う。 彼は、別の箱からヤマカガシを出して、マムシと並べた。

 

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上記写真で、奥の小さい方が、ヤマカガシである。 

 

   https://www.nishinippon.co.jp/item/n/368603/

 

ならべて例示した理由は、我々、一般人でも、どちらに咬まれたか位は知っておいてほしい、そして医師・警察官・消防の救急救命士には、どちらに咬まれたかを伝えて欲しい・・と言っていた。 

 

   https://www.snake-center.com/identification

 

おそらく、蛇の種類によって抗血清の種類が異なるからであろう。