パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療001―201809―1

さて、9月の上旬、f医師の診察日となった。 9時の予約なので、我が家を8時50分発でも間に合うが、40分頃には出発した。 勿論、クリニックにはすぐに着いたが、駐車場は殆んど埋まっていた。

 

我々は早速中に入り、受付に総合病院のF医師が書いてくれた、「診療情報提供書」を提出し、f医師に渡す様頼んだ。 こうして診療開始を待った。

 

すると、9時前に診療が始まった。 私は5番目位だったが、

 

   「(この人、本当にパーキンソン病?)」

 

と思える患者ばかりであり、初回、車椅子の患者が殆んどだったのと、対照的だった。

 

   ―――――――――――――――――――

 

さて、名前を呼ばれて、診察室に入り、挨拶を交わした。 どうやら、f医師は私が持参した「診療情報提供書」の中に入っていたCD-Rを見ていた様だった。 と言うのも、彼の手元を見ると、CD-Rを取り出す所だったからである。 そして、2枚のCD-Rの内、1枚と取り替えた。 画面には、数個のフォルダーがあり、彼はまた、CD-Rを入れ替えて、

 

   「DATスキャンをやっている様ですが、そこからは(診断に必要な)情報は得られないんです」

 

と、スキャン画像を指してった。 またMRIについても、

 

   「(う~ん、最後に撮ったのが、2015年かぁ・・)」

 

小声で、呟いた。 

 

   ――――――――――――――――――

 

そんなこんなで、いつも予め書いて置いたメモを渡すタイミングを、逸してしまった。 そのため、私がメモを見ながら答える事となった。

 

先ずは、総合病院のF医師が処方した薬剤の評価であるが、私はこう答えた。

 

   「ドプスとシンメトレルは効いていました。 後、ノウアリストは少し効いていて、その他は無効でした」

 

と。 更に、f医師は、アムロジピンの効果について尋ねた。 私はメモの中から「起床時の最高血圧」を見て、こう答えた。

 

   「ええとぉ、平均で129(mmHg)でした。」

 

すると、f医師は私のメモを見て、

 

   「丁度、良さそうですね」

 

と言った。 更に、メモ中のアリセプトの文字を見て、

 

   「アリセプトって、認知症の薬じゃあないの?」

 

と言った。 そう、Facebookの処方を転載しておいたのだった。   

 

psp-pagf.hatenablog.jp

 

そこで私は、

 

  「脳内のアセチルコリンを増やす(作用を期待しているんですぅ)・・」

 

と言ったら、納得した様だった。

さて、いよいよf医師による処方である。 専門家は、どんな処方をするのだろう・・