パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療027 ― 202101 (2)

 本稿は、「診療027 ― 202101 (1)」の続きである。

 

   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2021/01/27/080848

 

さて、(1)で前回受診日以降のトピックを報告した所である。 メモは、続いた。

 

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(2) 処方上の希望について 

 

  • 現行処方の継続をお願い申し上げます。  また、「これは、どうかな?」と思える薬剤がありましたら、試して見たいと考えています。

 

とは書いたが、新しい提案が出て来る訳ではない事は、直ぐ分かる。 全く同じ文面で、過去、2回程、水を向けたからである。 こりゃ、こちらから提案しないと、ダかなぁ・・

 

(3)  血圧の測定結果について  (アムロジン5mgの処方結果の検証)

 

  •  前回診察日(12月〇日)~昨日(1月〇日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。 

 

 

起床時

就寝時

日数

17

17

17

21

21

21

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

132

80

68

129

82

72

標準偏差

8.3

4.9

6.9

8.5

5.8

6.1

最高値

143

63

82

143

95

84

最低値

114

68

58

113

71

61

 

f医師が上記を読み終える頃、妻が質問した。

 

   「センセ? 主人は、右に傾いちゃうんです・・ 食事の時なんか、こんなに傾いて、食べているんですよ!?! (その原因と対策は、なんでしょう???) 」

 

と言いながら、妻は上半身を傾けた。 すると、f医師が妻の質問を遮る様に言った。

 

   「それは、右側の体幹が弱いんだなあぁ・・」

 

妻は、それを聞いて、さらに質問をしようと思ったらf医師は、先に答えを出した。

 

   「でも、片側だけを鍛えるリハビリって、ないんですよ・・ 」

 

と。

 

   ――――――――――――――

 

こうして、1月の受診は無事に終わった。 我々は、f医師にお礼を言い、診察室を出た。 すると、待合室には、誰もいない!?! そう、「〇〇さーん、診察室〇番にお入り下さい」と言う声が、無いのである。

 

まぁ、確かに今は「緊急事態宣言」下ではあるものの、病院やクリニックに行く事が「不要不急」だとは、私は思わない。 パーキソン病の患者は、L-DOPAを始めとする薬物を、神様(からの贈り物)の様に思っているのに・・

 

そんな訳で、f医師にとっては、貴重な「オフ タイム」になっているのに違いない!

 

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え? 確定申告は、終わったか??? ・・ですって!?! いやいや、6割と言う所でしょうか? まだまだ、「お休み」を頂きます。(><) 兎に角、医療費(介護保険関係も含む)の入力に、一人当たり一日かかってしまうのです。