パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201708―3  

 

さて、Facebookの記事を紹介しよう。 ・・と言っても、要参加許可のグループ(「パーキンソン病と暮らそう」)内の投稿なので、そのまま紹介するのは、マナー違反となる。 しかし、投稿者(池田さん)自身が

 

   「同じ病気の方の参考になればと思い、投稿しました」

 

と述べているので、その要旨のみを転記したい。

 

   「昨年12月に主人が進行性核上性麻痺と診断され、あっという間に進行し、6月に病院を変え、すぐにやっと1ヶ月リハビリ入院をして、一週間で見違えるほどよくなりました。 先生が取り寄せた論文に従い処方された3種類のお薬の混合で効いたようです。  単独では効かなかったパーキンソンの薬にすくみの薬と認知症のくすりを追加して3種類飲むと劇的に効くとのことです。最近発表された学会でも、服用前と服用後の動画を見て会場から拍手が沸き起こったそうです。

取り急ぎ処方をお知らせいたします。 みなさんにも効きますように!!!」

  • ドパコール配合錠L100 3 錠/日 (朝・昼・夕食後)
  • ドプスOD錠200mg 3 錠/日 (朝・昼・夕食後)
  • ストロカイン5mg 3 錠/日 (朝・昼・夕食後)
  • レリーフOD錠25mg 1 錠/日 (朝食後)
  • アリセプトD錠5mg 1 錠/日 (朝食後)

 

この処方を見て、F医師は、次の様にコメントした。(順不同)

 

  • ドパコールは薬局に(在庫が)無いので、マドパーにしましょう。
  •  トレリーフは25mgじゃ不足でしょう。 (と言いながら「処方薬辞典」(?)のトレリーフの項目を示した。 そこには25mgと50mgとがあった。)
  •  トレリーフは元々てんかんの薬として開発されました。 (筆者注:「エクセグラン100mg」) しかし、てんかんパーキンソン病の人のパーキンソン症状が改善したので、パーキンソン病にも使われる様になったんです。
  •  でも、抗てんかん薬としては、1日600mgまで使えるんです。 (と言いながら、エクセグラン錠100mgの投与量の頁を示し、だから、㏠50mg錠1回は安全な量なんです。)
  •  アリセプトは副作用として吐き気が出るので、最初の一週間は3mgにし、その後、5mgにしましょう、

ナルホド処方する上では、色々と考える事があるんだ・・と思った。