パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

7月の野菜達    

 

 

5月上旬に、夏野菜の苗を植えた事を報告した。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/06/10/062000

 

そこでは、「夏野菜と言えば『ナス・キュウリ・トマト』である」と、独断的に述べた。 

 

時は、7月上旬・ それでは。夫々を見て行こう。 先ずは、ナスである。 [1]

 

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ナスの苗は4本買ったが、内1本は、ウィルス病で枯れてしまった。 慌てて薬剤を散布したら、残りの3本は、かろうじて助かった、 次はキュウリである。

 

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大きいキュウリが中央に見えるだろうか? その次は、トマトだ。 が、余りきれいではないので、飛ばして、その次に行こう。(汗) でも、ヤッパリ出そう。

 

   

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中型トマトだが、実の重みで、苗が立てない。 さて、次は何の野菜だろうか?

 

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答えは、黄色いズッキーニである。

 

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比較のためにナスと並べた。

 

さて、最後の野菜は、何だろう???

 

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答えはオクラである。 え? なぜ、茎や葉脈が赤いのか??? ・・ですって!?! それは、赤いオクラだからです。 え? オクラは緑だろう!!! ・・ですって!?! じゃあ、お見せしましょう・

 

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赤いオクラは、柔らかいので軽く茹でて、オカカと醬油で頂ける。

 

   

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え? 白いオクラがある!!! ・・ですって!?! いいえ、これは元々は、赤いオクラなのです。 赤いオクラを水であらうと、赤い色が落ちるんですぅ・・

 

そうそう、今年も茗荷が沢山とれました。 恐らく、700~800個は収穫したと思う。 栽培品ではないが、夏の野菜(薬味)として欠かせない・・

 

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上記写真は、冷奴にトッピングした茗荷である。

 

 

 

車へのご機嫌伺い - 滞米生活、その43

 

 車では、苦労しました。 その例を挙げましょう。

 

皆さんは、日本車にエンジンキーを差し込んで、セルを廻しますよね? 何のためですか? エンジンを始動するためですよね! アメ車は違います。(汗) エンジンのご機嫌を窺うためです!?! 「(さて、今朝のゴキゲンはどうかな?)」と。 (笑)

 

上機嫌(=一発で始動する)の事は、まずありません。 ご機嫌を取るためには、何度かお伺いを立てなければなりません。 立て続けに窺うと、今度はバッテリーのご機嫌を損なってしまいます。 そこで、挨拶は短時間に休みながら行います。

 

それでもご機嫌がナナメの時があります。 大抵は(オートチョークで、濃いガスが流れているので)、点火プラグのご機嫌が悪くなってしまいます。 (=ガソリンで湿っている。) この時は、アクセルペダルを一杯に踏んで、大量の空気を流して、プラグのご機嫌を回復(乾燥)させます。

 

それでも尚ご機嫌が悪い時は、鼻薬(=始動スプレー)をかがせます。

 

遂にバッテリーが「もう、バテりー。」(寒)と悲鳴を上げた時は、他の車からブースターケーブルでつないで貰って、元気を注入します。

 

あんなこんなで、色々と憶えます。

 

恐怖、ガニソンの街 - 滞米生活、その42

少し古い話ですが、2007年12月28日から「AVP2」(エイリアンズ VS プレデター)と言う映画がロードショーとなりました。 ご覧になった方は、いらっしゃいますでしょうか? 予告編を下記URLから見る事ができますが、怖い映画です。

 

   https://eiga.com/movie/53075/

 

この映画の舞台は、コロラド州のガニソン(Gunnison)と言う街だそうです。 実は私はコロラドに住んでいながらガニソンを知りませんでした。 慌てて地図を見ると・・ (汗).

 

ありました! 先の日記で「コロラドスプリングス」を紹介しましたが、その西200kmでした。 映画なので架空の街かと思ったのですが、実在したのですね! 地図を航空写真に切り替えると、山間(やまあい)の平和な街・・と言う印象です。

 

でも、誤解しないで下さい。 コロラドは、どこも安全で平和です。 エイリアンなんて、住んでいません! 少なくとも私が訪れた限りは・・ そして、少なくとも、私が滞在した頃は・・

 

じゃあ、エイリンアどこにいる? ・・ですって???

 

貴方(貴女)の直ぐ後ろにいる家族に扮して・・ え? どうやって、見分けるのか・・ですって??? それには、深く寝入った所を見れば良いのです。

 

余りにも深く寝入っていると、時々、自分が家族に扮しているのを忘れる一瞬が、どうしても出てきます。 その瞬間を見逃さない様に集中して観察します。

 

あ、この方法は、エイリアンには、秘密です。 もし彼らがその方法を知ると、対策を取ってしまうからです。 ですから、貴方(貴女)の後ろにいる人(もしかしたらエイリアン)に、この文章を読ませてはなりません。 もし誰かいたら、直ぐに

 

「何、覗いてんのよーーー!!!」

 

と強い口調で言いながら、画面を両手で隠しましょう。 さもないと・・

 

貴方(貴女)に、人間と人間もどきエイリアンの区別法をSNS等で流布されると、連中が困るので、奴らが次のターゲットとして選ぶのは・・貴方(貴女)ですぞ!?!

 

そして、政府や自衛隊の中枢に入り込み、人間の数を上回った時、連中は合法的に選挙を通じて・・

 

車を維持する(続) - 滞米生活、その41

 

対米中、友人から譲り受けた車を維持するために、色々な物を揃えました。 日記「車を維持する - 滞米生活、その34」の続きです。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/06/26/100041

 

(1) ブースター

2台の車のバッテリー同士をつなぐ太いケーブルです。 バッテリーが上がった車を始動します。 良く、お世話になりましたので、使い方も憶えました。 (笑)

 

(2) スクレーパー

一辺が12cm位の三角のプラスチック板です。 ガラスにこびり付いた氷を削り取ります。 冬のフォートコリンズの必需品です。

 

(3) 始動スプレー

冷えたエンジンを始動する時、エアフィルター内に噴霧します。 有効成分はエーテルだと思います。 下記のものは、液体の様です。

 

http://www.abukumaya.com/item/0007/

 

エンジンが始動しない時、早めにこれで処置します。 いつまでもセル・スターターをかけていると、バッテリーが放電してしまうからです。

 

(4) 解氷スプレー

ガラスに残った氷を溶かします。 また結氷しにくくします。 成分はイソプロピルアルコールです。 下記のものも、イソプロピルアルコールか否かについては、不明です。

 

https://www.kykk.jp/products/cat003/%e8%a7%a3%e6%b0%b7%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc-%e3%83%88%e3%83%aa%e3%82%ac%e3%83%bc500/

 

(5) その他

ルブリカント(5-56)、クーラント(+水)、エンジンオイル、バッテリー補充液、プラグなどの消耗品。

 

上記は、最低限でしょう。 これ以上は専門家に頼むしかありません。 (1)から(4)を見ますと、いずれも寒さ対策である事が分かります。 フォートコリンズの緯度(40°34’)は弘前市と同じ位で、オマケに標高が1400mありますから・・

 

ある山道をドライブしていたら、渓谷沿いに車の修理屋があり、看板に工賃が表示されていました。

 

Ten dollars per hour. (1時間当たり10ドル)

Twenty dollars per hour if you watch. (もし貴方が見ていれば、20ドル)

Thirty dollars per hour if you talk to. (もし貴方が話し掛ければ、30ドル)

Forty dollars per hour if you advise. (もし貴方がアドバイスをすれば、40ドル)

Fifty dollars per hour if you help. (もし貴方が手伝ってくれれば、50ドル)

 

米国芝生事情 - 滞米生活、その40

日記、「米国の街と芝生 - 滞米生活、その5」(6月22日)において芝の話をしましたが、もう少しだけ。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/06/22/094218

 

日本でもそうでしょうが、家の中の管理は主婦の、屋外は主人の役割です。 どちらも徹底してやります。 それは、家庭でパーティーを開催する習慣があるからです。 例えば、引っ越してきますと地域の人や知人を呼んでHouse Warming Party(ハウスウォーミングパーティー)を開きます。 そして生活の区切りや記念日にはBarbecue Party(バーベキューパーティー)やPotluck Party(ポットラックパーティー)を開きます。 この時、芝生が活躍するのです。

 

立食式ですから、皆、芝生の中で立ち話をしたり、時には座って談笑しています。 この日のために、主人は一生懸命芝生の手入れをしておきます。 座ってもチクチクしない様に、そして服に落ち葉や枯葉が付かない様に。

 

その後、主婦が来客に家の中を案内するのが、マナーとなっています。 当然、靴は履き替えませんから、庭が芝生でないと家の中は泥々になってしまいますよね。 案内に備えて、ここかしこにさりげなくOrnament(オーナメント、装飾品)を置いておくのが主婦の「センス」です。 因みに、気に入った料理が出たらそのRecipe(レシピ、料理法)を訊くのは来客のマナーです。

 

芝刈り機はエンジン式です。 ご存知の様にBlade(ブレード、刃)が回転する方式です。 面積を考えれば、当然でしょう。 サブプライムローンで揉めた中流やそれ以下の家庭でさえ、あの芝生面積ですから・・

 

では、刈った芝はどうするのか? 家庭ゴミと一緒に専用のコンテナに入れてしまいます。 その後巨大パッカー車が来て、コンテナごと「バサッ!」と空けてしまいます。 パッカー車と言っても、20トン車でしょうか? 日本のパッカー車(ゴミ収集車)がミニカーに見えます。 

 

上記の通り、芝生は生活の場の一部です。 子供達も転がって遊びます。 心配なのは、殺虫剤などの農薬。 余り撒かない様です。 ですから、時々Grasshopper(バッタ)などの虫を見かけます。 建物の際(きわ)の芝生が切れた所には、時々蟻が巣を作る事もあります。 「巣」と言っても、巨大です!

 

ある日本人が、米国での芝生生活が気に入り、帰国後も「芝生のある生活」を目指しました。 そこで、帰国時に愛用のホンダの芝刈り機を持ち帰ったそうです。 日本でもホンダが芝刈り機を製造・販売しているのを知っていたのでしょう。 所が、日本の部品は米国の芝刈り機には使えず、わざわざ米国から取り寄せなければならなかったそうです。 米国はインチネジ、日本はISOネジだったからです。

 

クリスマス - 滞米生活、その39

 

「米国のクリスマスって、どんなだろう?」、「日本でこれだけ賑やかなんだから、米国ではさぞかし色々なイベントがあるのだろう・・」と思いますよね?

 

確かに街に出ると、店の扉にはクリスマス・リースが飾ってあります。 でも、街のどこをみても、商業的な意味での巨大クリスマス・ツリーやイルミネーションはありませんでした。 ましてや街にジングルベルが流れるなんて事は、決してありませんでした。 それは私が過ごしたフォートコリンズが小さな大学街だったからかも知れません。 それに私はキリスト教徒ではありませんので、教会とも無縁でした。

 

本場のクリスマス事情が聞けると思わせ、がっかりさせてしまったかも知れませんね? 逆に日本のクリスマスが、余りにも商業主義に走りすぎているのでしょう。

 

   ――――――――――――――――――――

 

クリスマス直前の夜、市内に住む米国人夫妻の家に招かれました。 同じ年頃だったので、気さくに付き合っていた夫妻です。 家に招き入れられると、身長と同じ位のツリーがあり、色々なオーナメントで飾ってありました。 勿論、本物の樹でした。 そしてツリーの下にはカードや小物が、所狭しと並べられていました。 それらのカードは夫妻宛てのクリスマス・カード、小物はプレゼントでした。 クリスマスの日までこうやってツリーの下に並べておくのだそうです。 米国には、「クリスマス・カードすら送ってこない人は、友達でも何でもない。」と言う言葉があるそうですが、それを見て実感しました。

 

その夫妻とは日米の文化比較に花が咲き、楽しいひと時を過ごしました。 個々の内容までは憶えていませんが、一つだけ印象に残っています。 「米国では妻は夫の事を、どう呼ぶのか?のか?」と言う質問に、「私は夫をMonkと呼ぶ。」と奥さんが答えました。 後で辞書を見てみると、「修道僧」と言う意味でした。 別に夫は宗教関係の人ではありませんので、一般的呼称なのでしょう。 そう言えば日本で使う「旦那」と言う語も、「布施をする人」という、仏教的意味のある梵語でしたね。

 

因みに、クリスマスをイエス・キリストの誕生日と思っている人が多い様です。 これから日照時間が伸びる冬至を1年の誕生日と考え、それと重ね合わせた・・と聞きました。

 

 

転倒と圧迫骨折(11)

諸般の事情により、ブログのアップが遅くなりました。

 

さて、7月上旬の今日は、健康保険によるN医師の診察日だ。 まぁ、待ち時間が長いので、

 

   「早めに行って、ランチでもしよう」

 

と言う事になり、9時半に妻の運転で出掛けた。 N医院で受付をすると、

 

   「今日は、リハビリをしますか?」

 

と訊かれるので、

 

   「いいいえ、しません」 

 

と言ってみた。 これまでは、全て、

 

  「ハイ、お願いします」

 

と言っていた。 リハビリをしないと、誰かに何か言われるのかと思ったが、そんな事はなかった。

 

    ―――――――――――――――

 

さて、まずはレントゲン待ちである。 ここが、全待ち時間の内、最も長い・・ と言うより、いつ順番が來るのか、見通せないのである。 今回も、暫く待って、漸く、

 

   「○○さーん、レントゲーン、撮りますよぉ・・」

 

と声が掛かった。 私が妻のヘルプを得て進むと、処置室のいり口で、呼んだ女性が、車椅子の押し役を引き受けた。

 

こぅして二人は、狭い通路をくねくねと、レントゲン室に向かった、

 

   ――――――――――

 

すると、彼女は 車椅子をレントゲン室内の撮影台の横に着け、私に台にうつる様、促した。 続いて、彼女は、光源の位置を決めて、フィルムを台の直ぐ下の溝に挿し込んだ。

 

そう、彼女は、X線技師なのだ。 技師自身が患者の「お世話」までしなくてはならないとなると、そりゃ時間も掛かり、待ち時間も長くなる・・

 

   ――――――――

 

撮影が終わり、通路で待っていると、

 

   「(診察順が)次だからもう直ぐよ」

 

と、女性の声がした。 事実、直ぐによばれた。

N医師による診察がはじまると、看護師が私に訊いた。

 

   「今日は、どなたかと一緒に来ましたか?」

 

と。 これに対し、

 

   「えぇ。妻と・・」

 

と答えると、入り口の扉を開けて、

 

   「〇〇さんのご家族のかた?」

 

と呼び掛け、妻を呼んだ。

 

   ――――――――

 

まぁ、診察そのものは新しい事もなく、次回の診察日を決定した。 こうして、7月の診察も無事に終わり、会計を済ますと、11時半だった。 いまから、トンカツ屋のランチに丁度良い!!!

 

   「矢張り、リハビリをやらなくて良かった!」

 

と思ってしまった。(><)