パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

米国の街と芝生 - 滞米生活、その5  

 

米国の家のイメージって、どんなでしょう。 広い敷地の大きな家の前には芝生が広がり、横にはガレージ、裏にはプール・・と言う所でしょうか? サブプライムローンで弾けた家って、どれもそんな構成になっていますよね。

 

この芝を維持するのは男性の役割です。 でも実際は、少年のアルバイトに廻す事も多いのです。 但し、芝刈りには資格が必要です。 一定の技量を保証するためですね。 少女も資格を取って、ベビーシッティング(子守)をします。 この様にして、米国の子供たちは小さい頃から、スキルを得て(お金を使う事を憶える前に)自分で稼ぐ事を憶えるのです。

 

米国では芝を伸び放題にしてはならないのと同時に、散水の水を歩道に流してはなりません。 それは、夜間凍結して歩行者が転倒する危険があるからです。 更に、水が車道にまで流れれば、(視界の悪い)夜間、自動車がスリップして大事故になってしまうからです。 (フォートコリンズでも、冬はマイナス10℃位になります! ・・実際は華氏表現ですが。) 

 

うっかり水を歩道(車道)に流すと警察に通報され、パトカーが来る・・と、現地在住の日本人からアドバイスを受けました。 ま、私はアパート住まいだったので、その心配はありませんでしたが・・

 

芝刈りに話題を戻しますと、芝刈り機は日本の場合は、電動式が多い様ですが、米国の場合は殆んどがエンジン式の様です。 これは偏に、芝生の面積によります。 流石に100壺を越えると、電動式では辛くなります。 電動式の芝刈り機の刈り幅が20~30cm程の機種が多いのですがエンジン式だと39~67cm程の様です。 これは、パワーの違いです。 エンジン式の場合は、有り余るパワーで、自走式になっています。

 

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また、フォートコリンズには、街を作業服でランチボックスを持って歩いてはいけない・・と言う条例もありました。 ホワイトカラーとブルーカラーを分けた時代の名残りなのでしょうが、条例そのものは活きています!(運用はされていないでしょうが。)

 

所変われば考えも慣習も変わりますね。