パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

介護の診察(7)

 

介護保険では、3ヶ月毎に、医師による診察を受けなければならない。 前回は、去年の12月だった。

 

   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/12/01/080302

 

そして、上記URLの記事にも書いたが、介護の診察の時は一人だ。 黄色い扉の前で待った。 しばらくして、中から看護師が顔を出して、

 

   「○○さーん?」

 

と、私の名を呼んだ。 私が返事をすると、車椅子である事に気付き、扉から出て来て、私を診察室内に運んだ。 やがて、N医師がやって来て、液晶の画面を見始めた。 すると、別の看護師が訊いた。

 

   「今日は、一人ですか?」

 

と。 これは、もし妻がいれば、一緒に先生(N医師)の話を聞ける様に・・と言う配慮なのだろう。 それ程、妻の印象は、強いのだ・・

 

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N医師は、看護師に私を診察用ベッドに上げる様、指示した。 しかし、私は、一人で上がれた。 上がって、仰向けになると、N医師は椅子から立ち上がり、私の横、少し下に位置して、私の右足首を持った。 そして、上の方に持ち上げたり、お尻の方に引き寄せて、膝を胸に付けたりして、可動域を調べて行った。 そして最後に、膝を横に開いて、

 

   「う~ん、ここが固いなぁ・・」

 

と言い、同じ事を左側でもやった。 そして、

 

   「うん、こちら側の方が、まだ柔らかいなぁ・・」

 

と言い、私に質問した。

 

   「普段から、胡坐(あぐら)とか、かいていますかぁ?」

 

これに対して、私は正直に答えた。

 

   「いいえ、もっぱら、椅子です」

 

すると、N医師から、

 

   「そりゃ、あ大変だ! 股関節の動きが悪いと、万が一・・」

 

と言う様な、「脅かし」はなかった。

 

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今回は、「転倒と圧迫骨折」の話しはなかった。 まぁ、それは医療系の事なので、介護系とは相入れない。 ま、圧迫骨折の方は、1月中旬に終診したので、当然と言えば当然ではあるが・・