パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

介護の診察(6)

2020年10月下旬、N医師による介護(保険)の診察があった。 前回の8月の「介護の診察(5)」以来である。
 
   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/09/26/104655
 
え? 介護の診察なら、3ヶ月毎だろう! ・・と、思われた方がいらっしゃったら、座布団1枚!?!
 
そうなのです、N医師は、
 
   「(8月の3ヶ月後なら)11月じゃあないと、マズいんじゃない・・」
 
と言ったが、誰かが、
 
   「大丈夫ですよ!」
 
と言うので、今日になったのだ。 しかも、今日は介護のリハビリの日。 そのため、朝、送迎車によって、ここ・N整形外科に着いたのである。 つまり、妻はいなく、私一人だ。
 
そのため、順番で呼ばれても、私の車椅子を押してくれる人は、いない。 もし、診察室から呼ばれたら、どうすればいいのだろう・・
 
そんな事を考えていると、リハビリ助手のS嬢が寄って来て、
 
   「順番、未だなの? チョット見て来るねぇ・・」
 
と言い残して、赤い扉の向こう側に消えた。 チョトして、同じ扉から出て来ると、私に
 
   「次だかんね!」

と言って、元の仕事に戻って行った。 すると、本当に、次に呼ばれた。 
 
   「〇〇さーん?」
 
と、看護師が黄色い扉を開けて、キョロキョロしながら外を見た。 私が、
 
   「ハーイ」
 
と答えると、私が車椅子に乗っているのをみて、介助のために、黄色い扉から出て来た。 と、それよりも早く、体格の良い理学療法士が私の車椅子を素早く押し始めて、診察室入り口まで押して行った。 そして、そこで私を看護師に渡した。 
 
そう、診察室入り口を境目として、内側は医療系、外側はリハビリ系・・と担当がハッキリ別れている様だ。 両者間には人事交流なんか、ないんだろうなぁ・・ 
 
ま、それは別として、早速、診察の様子を記そう。
 
先ずは、問診である。 N医師は、私のリハビリの参加(出席)状況を画面で見た。 そして、こう言った。
 
   「ええと・・ 週に2回来てますよね?」
 
と言いながら、私の方を見たので、私は、
 
   「ハイ・・」
 
と言いながら、大きく頷いた。 今度は、彼は、
 
「コルセットは、もう着けていなんだよね?」
 
と独り言の様に言い、その後、看護師に私を診察用のベッドに、寝かせる様指示した。 ベッドに上がると、N医師は、仰向けの私の片脚を鉛直まで持ち上げた。 結構、痛かった。 続いて、その脚を胸付近まで深く曲げた。 反対の脚でも同じ事をした。 更に、私に両膝を立てる様に言い、お尻を1分間持ち上げる様に言った。 これは、前々回と同じである。
 
   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/07/07/070723
 
唯、前回・前々回等と異なるのは、今回は、次の様に言った事である。
 
   「それでは、引き続きリハビリを頑張りましょう」
 
と。 うん、介護の診察らしい、クロージング・コメントである。