パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

介護の診察(2)

さて、現在の介護保険の制度では、3ヶ月に1度、リハビリ継続の必要性の有無を判断するために、医師の診察を受ける必要がある。 そして前回は11中旬だったので、今回は12月中旬となった。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/12/24/130134

 

え? 前回が11月中旬だったら、次は(=3ヶ月後は)2月の中旬じゃないか?? ・・ですって!?! ハイ、その通りなのですが、初回(の11月中旬)は、9月からの実績を、そして、2回目以降は、今後の3ヶ月間のリハビリの必要性の有無を評価(判定)するためなのだろう。

 

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と言う訳で、12月中旬に「介護の(=介護保険による)診察」の予定を入れたが、急遽、圧迫骨折を診るために健康保険に切り替わった。 そのため、「介護の診察」が、1週間遅れの今日となった。 つまり、今日は第4週の前半のリハビリの日だ。 尚、今日はリハビリの日なので、送迎がある。 つまり、N整形外科では、私一人だ。

 

そして、この時もリハビリより診察が先になった。 私が車椅子に座っていると、診察室の扉が開いて、看護師が私の名前を呼んだ。 私が返事をすると、看護師が車椅子に乗った患者と知り、診察室から出て来ようとしたが、リハビリ助手が気付いて、私の車椅子を押して、診察室に入った。

 

N医師は、先ずは私の圧迫骨折の様子を訊いた。 しかし、今日はリハビリの診察日なので、話題は直ぐにリハビリに移った。 私はN医師が、立ち上がろうとしたのを見て、

 

   「(オッ! また、前屈・後屈・側屈のテスト時の様に、私の背後に付くのかな?)」

 

と思った私は、車椅子から立とうとした。 すると、 N医師は、

 

   「そのままで、イイですよ」

 

と私を制した。 そして、私の背後から、私の頭を両手で持った。 そして、前後に曲げ、続いて左右に振った。 これらの結果を受けて、N医師は、こう言った。

 

   「(首の動きが)前後は柔らかいけど、左右が堅いねぇ・・」

 

と。 彼の診察は、

 

  「(えっ? 診察ってそれだけ???)

 

と思える程、簡単なものだった。