パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ543 ― 1月のリハビリ

 

さぁ、この辺で話題を戻そう。 今日は、1月のリハビリの様子である。 例によって、週の前半の担当(施術者=理学療法士)は、日替わりであるが、ある時、I士が担当となった。 私が施術を浮けようと、ハンカチをポケットから出し、枕に被せて台に乗ろうとしたら、彼が

 

   「チョット待ってて、下さい。 今日は、宿題を先にやってしまいましょう」

 

と制止したので、私は台に腰掛けた。 すると彼は、私のファイルホルダーのあるページを開いたまま、固まってしまった。 そこには、「介護予防 運動・・実施計画書」とあった。

 

書く内容はどうやら、介護予防ためのリハビリの計画とその実施結果の様だ。 彼は。以前の書き込みや他の書類を捲(めく)り出した。 まぁ、彼にとってこれが本業でないので、「適当に」(?)否、「適切に」(!)書いた。

 

その後、漸くリハビリが始まった。 しかし、上半身へのストレッチやマッサージは無く、下半身のみだった。 これは、きっと書類の作成に時間を掛け過ぎたからだろう。

 

一方、これと対照的なのが、K士である。 彼は、患者の前で(余程の事が無い限り)書類を書いたりしない。 その直前に測定している血圧、脈拍数、体温すら、患者の前で書いているのを見た事が無い。 きっと、患者が帰ってから書いているに違いない!

 

まぁ、I士のやり方が「正しい」のであろう。 しかし、K士方式の方が患者としては、嬉しい。 時間・目一杯、施術を浮けられるからである。

 

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さて、週の後半は、K士が担当だ。 ある時、リハビリをしに、N整形外科に着くと、いつもの場所で彼がいない!?! すると、リハビリ助手が

 

   「今日は、K先生はお休みでーす。 代わりに、女性がやりまーす」

 

と言う事らしい。 大体、休む時は。前週の時に、。

 

   「来週は、お休みを頂いていますので、〇〇さんに(施術を)やってもらって下さい」

 

と言って置くのが普通だ。 ・・と言う事は、彼か、彼の身内に何か(急な事が)あったのだろうか?

 

では、A嬢・に施術してもらったのか? 結果は、「否」である。 なぜかと言うと、K士の代わりとして、A嬢に集中したため、待ち時間が長くなる事が懸念された。 そこで、時間の詰まっていないKクンが私の施術をする事になったのだった。

 

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え? 彼の施術はどうだったか??? ・・ですって!?!

 

  • 初めてのためか、力加減がわからないらしく、施術が全体的に弱目。
  • 上記とも関連するが、「痛くないですか?」と、何度も訊き過ぎ。
  • まぁ、無駄口も叩かずに、特に(整形)外科的に悪い所も無いので、施術は順調に進み、予定より5分程早く終わった様だ。 そこで、残りの時間、何をしたらよいか、KクンがA嬢に訊いた。 すると。彼女は(、私の問題が歩行障害である事を知っているので)下半身に施すべき術を5~6個程、言った。 しかし、彼が実施したのは、その内の1つのみだった。 もしかして、彼が理解出来たのがそれのみだったりしてぇ・・ いずれにしても、経験(キャリア)と言う物は、大切なんだなー・・と思った。 流石、A嬢は先輩である。

 

と、こんな所だろうか。