パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

皮膚科へ(1)

さて、(4月下旬の)今日の午後からは、元々気功(の施術を受け)に行く予定だったが、昨日の電話で、

 

   「(知事から)『外出自粛要請』が出ているので、明日の気功は止めましょう」

 

と言うので、中止となったのだった。 で、半日空いたので、懸案だった皮膚科に行く事にした。 では、なぜ、皮膚科に? それは、イボを取るためである。 場所は、① 左頬と、② 右の二の腕である。 まぁ、②だけなら、気にもならない小さな2mm位なものであるが、問題は①である。 不定形に盛り上がり、しかも月単位で見ると、確実に大きくなってきているのである。 現在、直径5~6mm程・高さ3~4mm程でる。 不気味なのは、その外観である。 小さなつぶつぶが盛り上がっているのだ。

 

そこで、S皮膚科をインターネットで探し、カーナビに電話番号を入力し、妻と出発した。 しかし、全く違う場所だった。 そこで、妻の記憶を頼りに、何とか着いた。 これで、妻の仕事が、まだ、終わった訳ではない。 駐車場に車を停めてこなければならない。 すると、妻は、車を路上駐車して、受付に行って、駐車場の場所を訊いて来た。 それは、100m程離れた場所にある「市営駐車場」である。 ここなら、2時間まで無料だし、仮に2時間を過ぎても、追加料金の「token」を渡せば良い。

 

こうして、入り口のアルコールで、手を消毒し、受付に健康保険証と共に初診の申し出をした。 そうしたら、予診票と84と書かれた紙をくれた。 どうやら、それが受診(の順番を示す)番号らしかった。 というのは、廊下にある、番号が76を示していて。診察が始まると、急に76から、4つ程番号が進み、診察の進み具合と番号とが同期し始めたからである。 私の番号が84・・と言う音は。もう直ぐだ。

 

事実、83番の患者が終わったら、直ぐに呼ばれた。 50代前半だろうか、男性医師が頬のイボを拡大鏡で、見て

 

   「こりゃ、ウィルス性だなぁ・・ もう一つは?」

 

と言うので、私は右腕を出した。 こちらは、ウィルスによるものだと直ぐに分かった様だ。 すると医師は、

 

   「液体窒素!」

 

と看護師に言うと、魔法瓶を受け取り、その中に巨大綿棒(耳かき棒位)を一度、浸してから出し、私の顔の近くに持って来た。

 

   「ハイ、目をとじてぇ・・」

 

と言いながら、その綿棒の先を私の頬に当てた。 すると、周辺がヒンヤリして来た。 続いて、もう一本の綿棒を、右腕のイボに当てた。 結構長い時間に感じた。 確かに、ヒンヤリした。

 

治療は以上である。 成る程、他の科と比べて、患者の回転が良い訳だ。 医師に礼を述べて退室し、受付に呼ばれるのを待った。 すると、500円だった。 お釣りと共に、紙が渡された。 そこには、イボに関する説明が書いてあった。

 

例えば、イボの正式名称を「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」と言うとか、原因が乳頭腫ウィルスによる感染であるとか・・

 

また、治療法としては液体窒素が一般的で、3~10回位で取れる・・とか・・ そう言えば、10代の頃、近所の皮膚科でイボを取った時は、「電気」で焼き切ったなぁ・・とか、20代前半では、「牛追抗原」の注射で取ったなぁ・・と思い出して来た。 特に、後者の方法では、40年近く、免疫力を持っていたのだろうか?