診療018 ― 202003(2)
医師は ・・ セロクラールの効果に懐疑的であった。 (参照:直前の日記の末尾)
では、セロクラールでないとしたら、一体、何が原因なのだろう??? これについては、妻の考えは、こうである。
「きっと、直前に向こうの(=婚約者の)親と会って○○(=長女)の結婚がほぼきまった事が嬉しくて、ドパミンが一杯出たんじゃない!?!」
と。 まぁ、進行性核上性麻痺の純粋無動症は、ドパミンとは無関係であるが、私は言わなかった。
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さて、話題はメモに戻って・・
(4) 血圧の測定結果について (アムロジン5mgの処方結果の検証)
- ⑩ 前回診察日(2月○○日)~昨日(3月○○日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。
|
起床時 |
就寝時 |
||||
日数 |
29 |
29 |
29 |
30 |
30 |
30 |
項目 |
収縮時血圧 |
拡張時血圧 |
脈拍数 |
収縮時血圧 |
拡張時血圧 |
脈拍数 |
単位 |
mmHg |
mmHg |
pulse/min |
mmHg |
mmHg |
pulse/min |
平均値 |
135 |
85 |
70 |
125 |
84 |
77 |
7.8 |
6.4 |
7.5 |
8.4 |
5.3 |
10.3 |
|
最高値 |
151 |
98 |
87 |
138 |
94 |
107 |
最低値 |
117 |
72 |
61 |
108 |
67 |
64 |
これに対し、f医師から特コメントはなかった。 こうして3月の診察は無事に終わった。 後は、会計時に処方箋を貰い、薬局にて調剤して貰うだけだ。
「(そう言えば、前回f医師から提案のあった新薬剤に,ついては、何も言っていなかったなぁ・・)」
とおもって、会計後に処方箋を見た時、私は失笑しそうになってしまった。 と言うのは、セロクラールが従前の「2錠/日」(朝晩)から「3錠/日」(朝昼晩)になっていたからである。
つまり、その効果に懐疑的なハズのf医師が、セロクラールの有効性を(ある程度は)認めていた・・と言う事だからだ。 と言うのも、0は、何倍しても0だから(=L-DOPA服薬量はどんなに増しても無効であった)からである。