パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒と圧迫骨折(3)

さて、M整形リウマチクリニックにて「圧迫骨折」をした事が分かった。 

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/12/09/104219

 

その後、色々あって12月第3週のリハビリの日となった。 担当は、T士である。 勿論、圧迫骨折している事は伝えなければならない。 彼は、私が圧迫骨折した事を知ると、こう言った。

 

   「医師の指示が無いと、どこまでリハビリをやって良いか分らない」

 

と。 まぁ、施術をする側としたら当然だろう。 すると、私の圧迫骨折は看護師を通じてN医師の知る所となり、受付の事務の女性が訊きに来た。

 

   「今日は診察にしますか、リハビリにしますか?」

 

と。 私にとっては、今は圧迫骨折の方が重要であるので、迷わず、

 

  「診察にします」

 

と答えた。 つまり、同じ日に健康保険と介護保険は使えないのだ。

 

   ―――――――――――――――

 

しばらくすると、看護師が車椅子の私を迎えに来た。 曰く、レントゲンを撮りに行く・・と言う。 そのレントゲン室と言うのが、建物の隅にあり、車椅子1台がやっと通れる程だ。 だから、レントゲン室を往復する時、

 

   「両腕を、車椅子の内側に入れて下さいね」

 

と言われる位だ。 そして、4枚程撮り終ると、こんどは、狭いトイレの前で待った。 

 

所で、途中、受付の女性が私に訊きに来た。

 

    「奥様にお電話連絡をしても宜しいですか?」

 

と。 これは、先に理学療法士が私に、

 

   「今日は、(健康)保険証は、持って来ていませんよねぇ・・」

 

と訊いたからだろう。 また、

 

   「お金も持って来てないんですか? 100円も???」

 

と驚いたからでもあろう。 だから、きっと妻に、保険証とお金を持参する様、伝えたのだろう。 N医師による診察には、間に合ったのだった。

 

こうして、N医師の診察の番が来て、受診となった。