パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療002―201810―3

さて、最後の項目は、血圧測定結果である。 メモから転用しよう。

 

 

(3) 血圧の測定結果について  (アムロジン処方の結果の検証)

  • 前回診察日(9月3日)~昨日(10月14日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

測定時期

起 床 時

 就 寝 時

有効件数

41

41

41

42

42

42

 

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

133

82

63

124

79

68

標準偏差

6.6

4.7

5.5

 

7.9

6.1

6.7

最高値

149

92

86

139

89

89

最低値

118

71

55

106

67

57

 

 

まぁ、上手くコントロール出来ていると思ったのか、特にコメントは無かった。

 

続いて、歩行継続障害提言のための視覚キューの話題となった。 f医師が、

 

   「床に目印を付けると、(患者は)歩きやすいんですよ」

 

と言ったら、妻が反応した。

 

   「えぇ、ウチの床には(メンディング用)テープが貼ってあります」

 

   「どうですか、歩きやすくなりましたか?」

 

   「どうなんでしょうねぇ・・」

 

と言うので、私は

 

   「ええ、なりました」

 

と答えた。 すると、今度はf医師は、紙を取り出し、こんな絵を描き、

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20181023/20181023131030.jpg

 

こう説明した。

 

「杖の先の横にネジを打って、太いストローを刺すんです。 そして、そのストローをテープで止めるんです。 ストローなら、万が一、(足に)当たっても、痛く無いでしょ。」

 

それを実現すると、次の様になるだろう。 (但し、テープは無い。)

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20181023/20181023175049.jpg

 

これは、以前作った事があった。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/08/18/075450 (後半)

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20150711/20150711180421.jpg (開いた状態:使用時)

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20150711/20150711180420.jpg (閉じた状態:収納時)

 

   ―――――――――――――

 

こうして診察は終わり、処方となった。 f医師は、

 

   「シンメトレルを1日200mgの所、300mgにしてみましょう」

 

と言った。 私個人としては、ノウリアストの方が、「効いたー!」感が強かったので、

 

   「センセ、ノウリアストは?」

 

と訊くと、

 

   「あんなの、効かないよー!」

 

と評価は低かった。 そして、7日分のみの処方だった。(飲み忘れ等のストックがあるため。)