パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201803―1  

 

さて今日は、リハビリ後に診察のある日だ。 そこで私は車椅子に乗り、妻の介助で脳神経内科へ急いだ。 と言うのも、既に診療予約時間は、始まっているからだ。 事実、現在診察中の患者が終わると、すぐに呼ばれた。

 

私は車椅子を降り、杖で診察室に入った。 すると、私の正面を向いたF医師が、開口一番、こんな事を訊いた。

 

   「どうですか、調子は?」

 

これに対して、私が

 

   「相変わらず ・・ ですよぉ・・」

 

と答えると、F医師は、

 

   「そうですか? ここまで歩いて来るのに、良さそうでしたよ!」

 

と評価してくれた。 

 

   ―――――――――――――――――――

 

さて、私はこの5週間の様子をメモにして報告した。

 

(1) 前回受診(2018年1月〇〇日)以降の主なイベントについて 

 

  •  ① 2月〇〇日、妻と〇〇のイオンモールに出掛けた。 身障者用駐車場に車を停め、モール内は妻の介助により、来客用の車椅子を借用して移動した。

    

 (2) 前回受診(2018年1月〇〇日)以降の体調の変化について 

 

  •  2 特筆すべき事も無く、体調に大きな変化は無かった。 唯、小さな変化はあるが、その原因は不明。

 

 (3) 血圧の測定結果について  

 

  •  ③ 1月〇〇日(前回受診日)~3月〇日(昨日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

測定時期

起 床 時

 就 寝 時

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

 pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

有効件数

35

35

35

35

35

35

平均値

134

85

64

122

77

67

標準偏差

4.9

4.3

4.1

7.1

5.5

5.6

最高値

146

94

76

136

91

80

最低値

124

78

57

111

64

54

 

と、ここまでは報告事項なので、F医師は、用紙にボールペンを当てながら、一行一行読み進めて行ったが、特にコメントは無かった。

 

しかし、次の項目で、F医師は「う~ん・・」と唸ってしまった。