パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201710-4

 

さて、今日はリハビリ後に診察のある日だ。 つまり、今月は2回受診することになる。 そこで我々は、脳神経内科に急いだ。 

 

パネルを見ると、ほぼ予定通りの進行の様だ。 と言う事は、まだ30分程ある事になる。 すると、妻が

 

   「(院内の自販機で)コーヒーでも、買ってこようか?」

 

と訊いてくれた。 しかし、私は、診察が終わるまでは落ち着かないので、

 

   「じゃあ、診察が終わったら、お願いね!」

 

と、取り敢えず断った。

 

そうこうしていると、パネルに番号が表示され、自分達の順番が来た。 私は車椅子を降りて、妻がノックして開けた扉を、杖を突いて進んだ。 すると、F医師がこちらを向いて、待っていてくれていた。

 

私達は、軽い挨拶を交わし、私は妻にメモを渡す様、促した。 そしてそこには、次の様に書いて置いた。

 

 

(1)  前回受診(2017年10月〇日)以降の主なイベントについて 

 

  • 10月〇〇日、ホームセンターにて農業用の膝当てを購入して貰った。 以降、家では常時着用している。 就寝中も、トイレに行くので着用している。
  • 10月○○「〇日、台風21号の通過後、畑で倒れた苗を起こしている時前方にのめってしまい、連日の雨でぬかるんだ畝に両腕を取られて、動けなくなってしまった。 妻に起こして貰い、脱出。 その直後、突進歩行により転倒し、両膝と右腕に擦過傷を負う。

 

 (2)  前回受診(2017年10月〇日)以降の体調の変化について 

 

  • 前回、トレリーフ25mg×1/日のご処方を戴きました。 その結果・・
    • 服薬開始2~4日目の夜中、トイレに起きた時、歩行に安定感あり。
    • 以降は、特に薬効を感じることが出来なかった。
    • 特に副作用も感じられなかった。
  • 歩行障害の状況
    • 自宅内では常時膝当てと杖を使用して、伝い歩きか妻の介助を必要とする。
    • 外出時は杖を使い、(突進しない様に)妻の介助を得て、ごく短距離なら歩行可。 貴院内やショッピングモール内では車椅子を借用し、妻の介助を必要とする。(外出は最小限としている。)
  • 平衡機能障害の状況
    • 平衡の維持が困難になり、例えば何かを取ろうとしてバランスを崩した時、回復に妻の介助が必要。 また、座っていても、どんどん右に傾いてしまう。
    • 例えばトイレに行く時、焦って転んだりした時、起き上がる時に妻の介助を要する。
  • その他
    • 座位から立位への体位変換にも、妻の介助が必要。 その他、階段の昇降や被り物の着脱等にも。
    • トイレでの粗相の後始末(清掃 )も妻に依存。 粗相後の下着の交換・洗濯も同様。

 

今回、私の家庭内の様子を含む日常生活の様子を色々なシチュエーションを書いたのは、次回の日記の(4)その他 の伏線として・・である。