公園にてランチ―3
さて、2017年5月中旬の今日も、烏賊博士こと私の友人と「○○公園に行こう」と約束した日である。 と言うのも先週行って、この緑豊かで静寂な公園が気に入ったからである。
私が学園に到着して彼にメールしたら返信は無かったが、ほぼ約束の時刻に建物から出て来た。 ナビは今回は公園内の動物園にセットした。 と言うのも、前回は私の苦手な長い「ダラダラ坂」を通らないと緑のエリアに着かないからだ。
そしてナビ通りに進むと・・ 何と、前回と同じ駐車場に案内されそうになった。 と言うのも、その駐車場が最大の、そしてほぼ唯一の、公園名を冠した駐車場だかららしい。
後は公園の周囲に小さな駐車場が僅かにあるのみだ。 そこで、園の周囲を車で進むと、交差点に警備員がいた。 動物園に行きたい旨を伝えると、
「ここ(=交差点を左に進む道)をずーーっと進むと、踏切の手前の左側に40台位の(収容数の)小さな駐車場があります」
と教えてくれた。 で、駐車場を見つけると、空いている場所に車を停め、オマジナイ
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をダッシュボードに置いた。 そして公園に入ると、「獣道(けものみち)」みたいな所を進んだ。 日の当たる周囲はオオバコが蔓延っていたが、烏賊博士はそれを見て、
「これって、(ウチの)ウサギの大好物なんだよなー・・」
と言った。 そう、子育てが終わった烏賊博士夫婦は、ウサギを飼っているのだ。 しかも、珍しい品種らしく、時々、品評会にも出しているらしい。
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さて、獣道を抜けると、森に入った。 大人でも一人では抱えきれない程の、立派な樹木ばかりだ。 獣道の様な狭くて足場が悪い所を歩いたので、結構疲れて来た。 私の歩容の悪化を見た彼が、
「あそこに、座ろう」
と、ベンチの高さの石を指した。 丁度、3人掛け程の石が、対になって4組程ある。 上を見ると、つる性の植物の葉が覆い茂っていた。 烏賊博士は
「藤棚なんだーー!」
と独り言を言い、豆莢(藤の種子)を探し始めた。