パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

公園にてランチ―2 (随意運動と不随意運動)  

 

烏賊博士は、各種学校である〇〇学園で教鞭を執っている。 科目は「運動生理学」だと言う。 そこで彼は、教科書を執筆中である。 と言うのも、1学年の人数分売れれば、年間に著作料として印税が〇〇円入るハズである・・と言う皮算用らしい。

 

で、彼は今、途中まで書き、掲題の問題に当たったらしい。 例えば従来の教科書では、膝蓋腱反射は不随意運動とされている。 しかし、「(動かさないゾー)」と思っていると反射は弱くなる。 また立位では、そんな風に思わなくても、反射は起こらない。

 

「この現象を、どう考えたら良いのだろう?」

 

と言うのが、彼の疑問である。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/05/20/093851

 

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後は、レム睡眠の問題である。 レム睡眠とは、体が寝ているが頭は醒めている状態の事で、高速眼球運動が観察される。 この時、夢を見ている事があり、その夢が怖いものだったりすると「金縛り」となる。

 

   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A0%E7%9D%A1%E7%9C%A0

 

ではこの時、不随意運動や反射はどうなっているのだろう・・と、彼は思っている。

 

では、パーキンソン病(PD)患者の睡眠や、その間の反射はどうなっているのか? ・・と訊かれたので、私は

 

   「PD患者は、寝返り回数が減り、寝返りも難しいらしい」

 

と紹介すると、彼は悩んでしまった。 ・・と言うのも、寝返りが「随意運動」か「不随意運動」か、またしても割り切れないからである。 

 

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さてその後、脳波解析の話題となった。 例のRaspberry Pi関連プロジェクトの事である。 彼は私に訊いた。

 

   「Raspberry Piの方は、何処まで行った?」

 

私が、

 

   「今、Bluetoothに取り掛かっている・・」

 

と言ったら、彼が急に身を乗り出して来た。 と言うのも、彼が今、一番悩んでいる所だからだ。 具体的には、

 

Bluetoothには規格が2種類存在し、コンピュータとの相性がある」

 

と言っている。 恐らく、Bluetooth のバージョンにより上位互換になっていない・・と言う現象なのかも? いや、確かにVer. 1.0から1.1へは互換性が無かったが、それ以降は最新の4.2まで、上位互換は確保されているハズである。

 

可能性があるとしたら、マシン側の方がデバイス側のバージョンより低いのだろうか?