リハビリ180―新しい制服
今日は2014年4月始めのリハビリ日、理学療法と作業療法とがある日だ。
先ずは、理学療法である。 エアロバイクを負荷1.0kg・mで20分こなし、O士はマッサージやストレッチ等の施術に入った。 ここがチャンスである。
「あのぉ・・ Oさんに担当して貰って、丁度一年ですよね?」
「えぇ・・」
「どうですか、私の様子は? 一年前と比べて・・」」
「そうですねぇ・・ まぁ・・」
と、言葉を選びながら、語った。
「○○さんが気を付けているためか、ドドドドって突進しなくなりました。」
つまり、体調には言及しないのである。 それが何を意味するかは、明らかだ。
「今回から、制服が変わったんですね?」
「あぁ、これですか? どうですか、女性用の(制服)は? 私がときめく女性が、何人かいるんですよねぇ・・」
「ここですか?」
と言いながら、私は右手を自分の首の所にやり、親指と人差し指で「V」を作った。 つまり、襟ぐりが深い・・と言うサインである。 ケーシーはハイネックであるが、新制服はVネックなのだ。
「シー! (これが)アメリカだったら、何億(円)もの賠償ですよ?」
確かに、女性の作業療法士が施術のために屈むと、いくら中にT-シャツを着ているとは言え、ドキッとする。
「そうですよねぇ? 涎を垂らさない様にしないと!」
「ジュルジュル・・とですか?」
と、笑い合った。
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その後、NuStepを負荷6で500歩こなし、斜面台でふくらはぎのストレッチを行って、作業療法士のM士に引き継いだ。