リハビリ177―車椅子のお世話になる
2014年3月中旬の今日は、リハビリの日だ。
妻が一本前の電車に乗れた・・と言うので、定刻30分前にリハビリ室に到着し、M医師による予診も終えた。 するとO士が我々を見つけ、エアロバイクを負荷1.0kg・mで20分間やらせてくれた。
私はただ漕ぐのではつまらないので、回転数を色々と変えてみた。 例えば、最低50rpmを維持し、ある時は70を、そして最後には80を一分間試みた。 すると、途中でO士がチェックをしに来て、
「頑張ってますねぇ・・」
と言いながら、液晶モニターの数値を覗き込んだ。 私は、咄嗟に、
「メリハリですよ」
と答えた。 きっと他の患者に施術していても、エアロバイクの発する音で大凡の回転数がわかるのだろう。
で、20分後に「ピー」と言う音がして、1分間のクールダウンを入れて、エアロバイクを終えた。 今回は自分なりに頑張った。 しかしこの段階では、あんな事になろうとは、思ってもみなかった。
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定刻にO士の施術が始まり、ストレッチや筋トレをこなし、最後にNuStepとなった。
O士が私に前回の設定値を訊いて来た。
「あれ? 設定は、いくつでしたっけ?」
「負荷3で500歩、7で300歩でした。」
「じゃぁ、今回は7で500歩にしましょう。」
と、答えると、今回の値を決めて手帳にメモした。
確かに、負荷7は重い。 歩速60歩/分で8分半でこなした。 ただし最後の100歩はO士がハンドルを持って手伝ってくれたが、疲労の色が観て取れたのかもしれない。
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その後斜面台でふくらはぎのストレッチをこなし、そんなこんなで本日のリハビリが終了し、妻と私はO士に礼を言い、リハビリ室を後にした。
所が・・
脚が動かないのである。 原因は、疲労である。 確かにエアロバイクを頑張った。 NuStepも高負荷でこなした。 その時は分からなかったが、疲労は隠せない。
途中椅子に座って回復をまったが、なかなか回復せず、結局病院の車椅子を借りて妻に押してもらい、駐車場の車に辿りついた。
緩徐進行性の病気なので、こうやって徐々にではあるが車椅子のお世話になる ・・ 否、ならざるを得ない様になって行くのだろうか? また一つ、黄信号が点ってしまった。
そしてやがては、その黄信号は赤に変わり・・