パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

イチゴ三昧(1)

 以前、今年は季節の巡りが、例年と比較して2週間程早く感じられる事を報告した。

 

https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2021/04/27/011320

 

その中で、イチゴの白い花が4月の上旬に咲くと、5月の上・中旬には摘めるのではないか・・と。 例年だと、GW頃咲き、6月上旬まで楽しめる ・・ と書いた。

 

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そうしたら、本当に5月の上旬に、沢山採れた!

 

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では、お皿に取って見よう。 次の写真は、ある日の我が家の夕食である。

 

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350㎖入りの缶ビールの左のイチゴが、存在感を主張している。 え? 他のオカズも解説しろ・・ですって!?! ハイ、分かりました。

 

イチゴの左下に山芋の千切り・刻み海苔添え、その左上に鯛の煮付け、更にその左下がサラダだ。 サラダは、100均にて2袋で110円(税込み)のサニーレタスの種を撒いたものである。 その上に、カニカマがトッピングしてある。 え? サラダの上に白くて丸いものも乗っている・・ですって!?! それも、上記と同様に入手して撒いたラディッシュである。

 

そもそも、イチゴの姿を見たのが、4月の末であった。

 

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画像左が4月29日に、右が30日に採れたものだ。 前者は、粒も小さく、余り美味しそうではないが、後者は美味しそうである。 こうして、以降、1日5回食べる事になるのであった。 (5回z=朝・昼・夕食時と、10時・3時のおやつタイム) 将に「イチゴ三昧」とは、この事だろう・・

 

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どうです、美味しそうでしょ! 苗で、熟すまで置くから、完熟して甘いのです。 良く、クリスマス・ケーキのイチゴが、ヘタ側3分の1位が白く、噛むとガリッとして、イチゴの風味も無いものとは、全く違います!

 

長女の妊娠(14)

 

さて、4月の長女の様子を報告しよう。 結論から言うと、「順調」である。 では、順調と言う結論に至った理由を3つ述べよう。

 

   ―――――――――――――

 

先ずは、定性的な話しではあるが、超音波動画である。 クネクネと良く動いているし、心音もハッキリしている。 では、不気味な(汗)そのスナップショットでも・・

 

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この画像を見た妻がツッコミを入れた。

 

   「こんな画像じゃあ、何が何だか分からな~い!」

これに対して、長女は、次の画像で答えた。

 

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うん、これなら分かり易いっ!

 

    ―――――――――――――――

 

続いては、定量的な話しである。

 

諸元である。

 

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まぁ。太腿がチョッピリ太めの女の子・・と言う所だろうか?(笑)

 

 

では、最後は? それは、胎動である。 この頃になると、枝豆ちゃん(胎児のあだ名)が、壁をキックする時に感じるらしい。 そこで、長女が、

 

   「あっ! 今、動いたっ!!!」

 

と言うと、彼(旦那)は、長女のお腹に手を当て、

 

   「あ、ホントだぁ・・」

 

と言うけれど、

 

   「もうその頃には、動いていないのよねぇ・・」

 

と言いながら、私達の前で笑っていたので・

 

   「それが、彼の『優しさ』なんだよ」

 

と諭した。

 

  

4月のリハビリ(2)  

 前の人が終わり、(台が空いたので)いよいよ我々の順番となった。 彼は必要最小限の挨拶をして、早速施術に入った。 

 

   「(うん、上手いっ!)」

 

と、私は思った。 と言うのは、技の連綿が合理的でスムーズだ。 きっとこれは、彼が決まったルーチンを持っているからに違いない! ・・と言う事は、彼は新卒ではなく、転職組に間違いない!?!

 

その後、部位別の施術に入ると、彼が私に、

 

   「どうですか、大丈夫ですか?」、「痛くないですか?」

 

と訊くのであるが、まぁ、初回なので仕方ないし、彼も私の事を気遣って言ってくれているのは、分かる。 しかし、折角の施術を中断してまで頻回になると、少々ウザったくなってくる。 ここは、K士の様に、

 

   「痛かったら、(遠慮なく)言って下さい?」

 

で十分であろうし、第一、患者の表情を見ていれば、分かるだろに・・

 

最後に彼が私に訊いた。

 

   「どうですか、私の今日のリハビリは、弱かったでしょうか?」

 

と。 そこで私は正直に

 

   「もう少し強くても、大丈夫です」

 

と答えた。 すると、彼は、

 

   「分かりました。 次の機会には、そうしましょう」

 

と言って、その日のリハビリを終えた。

 

   ――――――――――――――

 

そうしたら、その「機会」がやって来た。 同月の下旬に、もう一度、彼が担当する機会があった。 では、その時の手技の強さは、初回より強くなったのか? 実は、余り、印象にない。 と言う事は、私に丁度良かったのではないか・・と思っているし、仮に弱ければ、それなりの印象が残っているはずだ。

 

流石である。 1回の施術で、患者の状況(好み?)を把握し、その結果を次回の施術に活かす・・ 私の好みである。(><)

 

 

 

4月のリハビリ(1)  

 4月と言えば、「新年度」である。 色んな制度の開始日である。 介護保険の世界でも、保険点数の見直しがあり、介護予防支援及び介護予防ケアマネージメント費が、月額

 

   【改訂前】 431単位 4,431円

   【改訂後】 438単位 4,563円 (9月30日までは、4,574円)

 

なぜ、そんなに詳しいかと言うと、包括センターの人が、

 

   「上記の変更内容に関し説明を受け、その内容を理解しました。」

 

と書いてある紙に、当日の日付と、記名押印して欲しい・・と電話連絡をしてから、やって来た。 まぁ、それにしても、患者負担が増える訳でもないのに、利用者全員にこうしてハンコを貰うって、本当に大変であろう・・

 

  では、この4月からの患者負担の増減は? 実は、私(要支援 2級)の個人負担は減ったのである。

 

   【3月まで】 4,474円 (月額)

   【4月より】 4,398円

 

更には、レンタル品代も10円(月額)下がった。

 

   ―――――――――――――――――

 

また、4月と言えば、出会いの月でもある。 では、どんな出会いがあったのか? それは、理学療法士のA士である。 彼を初めて見たのは、週の前半として、2回目の4月中旬である。

 

いつも通りリハビリに行くと、リハビリ室内に見知らぬ男が立っていた。 彼が施術をする側であるのは、その出で立ちで分かる。 と言うのも、(施術を)受ける側は私服であるのに対して、彼は紺色のT-シャツの上からケーシーを着ているからである。

 

私がマシーントレーニングを終えて施術を待っていると、彼が近づいて来て自分が(私の)施術をやる・・と言う。 ただ、低くて広い台が空くのを待っている様だった。 

 

   ――――――――――――――

 

前の人が終わり、いよいよ我々の順番となった。 彼は必要最小限の挨拶をして、早速施術に入った。 

 

 

 

診療032 ― 202104(6)

 そして、T医師は、

 

   「それじゃあ、前回の(MRI撮像)と比較してみましょうねぇ・・」

 

と言って、画面左半分に、5年前に撮ったMRI像を表示して、ほぼ同じ位置の画像と並べた。 そして、こう評した。


「あ、この白いのは、水ね。 どうかしら、5年前と比較して、(脳の)委縮は進んでいるかしら? もし、しているとして、それは、加齢によるものよりひどいかしら? ね! ご主人の言動に変な所ってある?」

 

と妻に訊いた。

 

すると、妻が、

 

「いいえ、ありません」

 

と妻が答えた。 T医師は、これに合点が行ったかの様に、

 

「そうよねぇ。 (MRIでも)前頭葉に委縮は見られないもんね!」

 

と評した。 どうやら、MRI上は問題なさそうだ。

 

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こうして、T医師による診察が、無事に終了した。 

 

会計書類が出来るのを待っていると、男性が我々の受付番号を呼んでいる。 妻が応対すると、中に

 

「割れやすいものが入っているので、注意してください」

 

と言いながら、茶封筒を渡した。 その後、会計をしたが、「指定難病医療費給付証」のおかげで0円だった!

 

こうして、病院漬けの一日も終わった・・ そして、今思えば、診察が1時間遅れたのは、T医師の配慮だったのでは・・と。 きっと、私の撮像時刻を見てMRIが1時間遅れである事を知り、我々が昼食に十分時間を取っても、「遅刻」にならない様に・・と言う。

 

診療032 ― 202104(5)

 さて、T医師による2時からの診察開始まで、30分+αしかない! 何とか、昼食を取らなければならない!?! これでは、病院の食堂に行く時間すらない!?!(結構、遠い。) こうなりゃ、受付の横のカフェテリア「〇リーズ コーヒー」しかない。 軽食のみだが、止むを得ない・・

 

そこで、我々は、パスタとコーヒー(Sサイズ)をそれぞれ注文した。 中のテーブルで待っていると、注文品が全て揃ったのが、1時37分であった。 この時、私は、

 

   「(間に合った・・)」

 

と思った。 と言うのは、パスタ70g~80g位なら、(急げば)10分で食べられるし、その頃、丁度コーヒーも飲み頃になっているので、全15分あれば、昼食が完了するからである。 事実、1時55分には、脳神経内科の待合用長椅子に座っていた。

 

問題は、そこからである・・ 2時になっても呼ばれず、2時半の組が呼ばれ始めた。 私は、焦った。 ま、まさか、忘れられた・・とか!?! もしそうなら、看護師に言わなければならない。 その事を、妻に言うと、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

 

   「大丈夫よぉーーー、チャンと順番は、来るから! きっと、MRI(室のオペレーター)から、画像が届いていないんじゃない?」

 

と鷹揚(おうよう)だ。 そこで、私が、

 

   「看護師に言いに行って来ようか?」

 

と妻に言うと、

 

   「行かなくても、イイよー」

 

と言うので、待っていると、やがて、3時~3時半の組になってしまった。

 

   「(ん? 待てよ??? あの番号は!?!)」

 

 

と思っていると

 

   「お父さん、(私たちの受付)番号が出たよ!」

 

と妻が言いながら、出発の支度をしている。 そう! 1時間遅れで、診察の順番となったのだった。

 

 

 

 

軽くノックをして診察室に入り、軽く挨拶をして椅子に座ると、T医師が話し始めた。

 

   「これがこの前のMRIよ」

 

と言いながら、専用のモニターに、水平断面の画像を次々と出して見せた。 そして、

 

   「それじゃあ、前回の(MRI撮像)と比較してみましょうねぇ・・」

 

と言って、画面左半分に、5年前に撮ったMRI像を表示して、ほぼ同じ位置の画像と並べた。 そして、こう評した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MRIを撮る

 さて、今日は4月の中旬、総合病院にて久々に会ったT医師が(予約を)取ってくれたMRIの撮像日だ。 そして、同時にT医師の診察日でもある。 なぜ、同日なのか?・・ですって!?! それは、我々が2度来なくて、1度で済む様に・・と言うT医師の配慮である。 実際、MRI撮像が12時半、診察が2時だ。 但し、撮像の30分前までに、再来受付機にて、受け付けを済ませよ・・とあるので、我々は妻の運転で、12時前に着くいた。

 

   ――――――――――

 

その後、MRIの受付に行って、再来受付機で出力された紙を提出して、後は順番を待つのみとなった。 しかし、待合室に入って驚いた。 既に7人/組程が待っていて、座る椅子すら無いのだ! すると、若い女性が席を譲ってくれた。 きっと、私の歩行器姿を見て、

 

   「(彼より、私の方が元気!)」

 

と思ったのかもしれない。 折角なので、若い女性のご厚意に甘える事とした。

 

すると、女性職員が検査着を持って、待合室に入って来て、

 

   「〇〇さ~ん?」

 

と声を掛けて、空いているロッカーを案内していた。 それで、MRIの順番が近い事が分かる。 そうなると、我々の順番はまだまだ先だと分かった。 そこで、予めトイレに行っておく事とした。

 

トイレは受付の裏側だ。 男子用の扉を開けると、奥の正面に「検尿カップ」置場の小さな扉があり、昔、採尿したことを思い出した。

 

   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/12/15/083111

 

   ―――――――――――――――――

 

すると、待合用の椅子の間の扉が開いて、女性技師が患者を呼んだ。 私は、

 

   「(そうか、高価なMRIが2台あるのかぁ。 だから、昼休みも技師を貼り付けて、元を取る(=減価償却費を出す)必要があるんだなっ!?!)」

 

と思ってしまった。

 

   ―――――――――――――――

 

そんな事を考えていると、検査着を持った女性が我々の名を呼んだ。 すると、妻が、

 

   「検査部位から(推)して、検査着に着替えなくても良い・・と、先生に言われました」

 

と言うと、女性は帰って行った。 いよいよ・・である。 事実、暫くして、厚い金属(ステンレス?)製の扉が開いて、中から女性が呼んでいる。 私は入り口まで歩行器で進み、室内では、木製の杖を使った。

 

私は、彼女の案内で台に乗り、耳栓をして台に仰向けに寝た。 彼女は、私の両耳の横にタオルを詰め、頭部が固定されたのを確認してオペレーションルームに消えた。 

 

すると、台が動き、頭がトンネルの中央の付近に来ると。

 

   「どっどっどっどっ、だだだだだだ‘、ぶーーーーー、ぴーーーーー、ことこと、からから・・」

 

と、大音量で色々な音がした。

 

   ――――――――――

 

10分間で、無事「無罪放免」となった。 しかし、時刻は既に1時25分、あと30数分でT医師による診察が始まってしまう!?!