パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療032 ― 202104(5)

 さて、T医師による2時からの診察開始まで、30分+αしかない! 何とか、昼食を取らなければならない!?! これでは、病院の食堂に行く時間すらない!?!(結構、遠い。) こうなりゃ、受付の横のカフェテリア「〇リーズ コーヒー」しかない。 軽食のみだが、止むを得ない・・

 

そこで、我々は、パスタとコーヒー(Sサイズ)をそれぞれ注文した。 中のテーブルで待っていると、注文品が全て揃ったのが、1時37分であった。 この時、私は、

 

   「(間に合った・・)」

 

と思った。 と言うのは、パスタ70g~80g位なら、(急げば)10分で食べられるし、その頃、丁度コーヒーも飲み頃になっているので、全15分あれば、昼食が完了するからである。 事実、1時55分には、脳神経内科の待合用長椅子に座っていた。

 

問題は、そこからである・・ 2時になっても呼ばれず、2時半の組が呼ばれ始めた。 私は、焦った。 ま、まさか、忘れられた・・とか!?! もしそうなら、看護師に言わなければならない。 その事を、妻に言うと、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

 

   「大丈夫よぉーーー、チャンと順番は、来るから! きっと、MRI(室のオペレーター)から、画像が届いていないんじゃない?」

 

と鷹揚(おうよう)だ。 そこで、私が、

 

   「看護師に言いに行って来ようか?」

 

と妻に言うと、

 

   「行かなくても、イイよー」

 

と言うので、待っていると、やがて、3時~3時半の組になってしまった。

 

   「(ん? 待てよ??? あの番号は!?!)」

 

 

と思っていると

 

   「お父さん、(私たちの受付)番号が出たよ!」

 

と妻が言いながら、出発の支度をしている。 そう! 1時間遅れで、診察の順番となったのだった。

 

 

 

 

軽くノックをして診察室に入り、軽く挨拶をして椅子に座ると、T医師が話し始めた。

 

   「これがこの前のMRIよ」

 

と言いながら、専用のモニターに、水平断面の画像を次々と出して見せた。 そして、

 

   「それじゃあ、前回の(MRI撮像)と比較してみましょうねぇ・・」

 

と言って、画面左半分に、5年前に撮ったMRI像を表示して、ほぼ同じ位置の画像と並べた。 そして、こう評した。