パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

Kさんの来訪

さて、昨日主任ケアマネージャーと一緒に我が家に来る予定だったKさん(介護支援専門員)の来訪が翌日である今日になった。 すると、定刻にチャリで現れた。 玄関で妻が出迎えると、

 

   「自転車で、2分しか、掛かりませんでした」

 

と、感激気味に言っていた。 そして、リビングに入って来たので挨拶をすると、早速用件を述べた。

 

   「電話で申した通り、本日は『契約書』等、3つの書類に押印を頂戴致したく、参りました」

 

と言いながら、カバンから、クリアーファイルに入った書類を出した。 A4で、袋綴じになっている。 そして、綴じの部分には既に割り印が押してあった。 彼は、

 

   「その(=契約の)前に、夫々の関係を書いて見ました」

 

と言って、A4の紙を1枚出した。 そこには、色々な部門が、矢印で結び付けてあり、その矢印に関係が書いてあった。 兎に角、ややこしい・・

 

    https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190808/20190808090606.jpg

 

まぁ、要するに、色々な部門が有機的に結び付き、要支援者を支えている・・と言う事だろう。(><)

 

さて、上記の図の説明が終わったら、Kさんは、契約書を出した。 そこには、次の様に書いてあった。

 

   「介護予防支援及び介護予防ケアマネジメント契約書」

 

とあり、主に事業者(地域包括支援センター・MS園)と担当者(ケアマネージャー)が利用者に提供する事業について述べてある。 これを、読み合わせて、署名・押印した。

 

続いて、もう一通の書類を出して来た。 そこには、

 

   「介護予防支援及び介護予防ケアマネジメントに関する重要事項説明書」

 

とある。 これは「事業所」の素性を明らかにし、利用料・個人情報の取扱い・事故発生時の対応・介護予防支援及び介護予防ケアマネジメントに関する苦情窓口・介護予防サービス及び支援計画書原案作成委託先居宅介護支援事業者とその担当者(「ケアマネ」)を明らかにしている。 これにより、「介護予防支援及び介護予防ケアマネジメントの提供開始にあたり、利用者に重要な事項を説明しました」と言う事業所の確認と、「本書面により、事業所より、介護予防支援及び介護予防ケアマネジメントについての重要事項の説明を受け、サービス開始に同意しました」と言う利用者の確認をした事になる。

 

なぜ、契約書と確認書に分かれているかと言うと、前者は基本契約書、後者は個別の事項となっている・・と言う印象である。

 

これもA4で2枚なので、袋綴じにしてある。 そうしたら、次にA4で1枚の

 

   「個人情報使用同意書」

 

と言う書類も必要だ・・と言う。 これは、私と家族についての個人情報を、地域包括支援センター・MS園が以下に記載する範囲内で使用する事に同意する・・と言うものだ。

 

  • 使用する目的
  • 使用する事業者の範囲
  • 使用する期限
  • 条件

 

これに本人及び家族の代表が、署名・押印する事になっている。

 

これで、3種類の書類の読み合わせと押印が終了した。 ・・と思ったら、実はもう1通あると言う。 それは、これらの書類を市に提出するための委任状である。 そう言えば、他の3種類の書類は2通ずつあるのに、この書類のみは1通のみだった。

 

こうし て、契約も無事終了し。いよいよ「要支援」生活がスタートするのである。