診察201804―1
途中、露地イチゴの話題が割り込んだが、今日は、6週間ぶりの診察日だ。 そこで、私は車椅子に乗り、妻の介助により脳神経内科に急いだ。 と言うのも、既に予約時刻になっているからだ。 事実、診察中の患者が終わると、次に呼ばれた。
私は車椅子を降り、妻のノックを待って、杖で診察室に入った。 F医師と我々は軽く挨拶を交わし、私はいつものメモを渡した。 そして、そこには以下の通り書いておいた。
(1) 前回受診(2018年3月〇日)以降の主なイベントについて
- 3月○○日、妻と親戚・計7名で、○○へ、夜桜見物に出掛けた。 身障者用駐車場に車を停め、(杖を使い)歩いて観賞した。 その後、全員で近くの居酒屋にて夕食を摂った。
(2) 前回受診(2018年3月〇日)以降の体調の変化について
- 前回、ご評価を伺いました「グルタチオン点滴療法」を試し、継続中。 (〇〇市内のO整形外科にて、現在「グルタチオン4,000mg+メチコバール」を2回/週点滴) 点滴直後から、歩容や歩行能力が 著明に改善した。 また充実感は3~4日、継続する。
(3) 血圧の測定結果について
- 3月〇日(前回受診日)~4月〇〇日(昨日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。
測定時期 |
起 床 時 |
就 寝 時 |
||||
項目 |
脈拍数 |
脈拍数 |
||||
単位 |
mmHg |
mmHg |
pulse/min |
mmHg |
mmHg |
pulse/min |
有効件数 |
41 |
41 |
41 |
42 |
42 |
42 |
平均値 |
134 |
84 |
67 |
122 |
77 |
68 |
7.3 |
5.8 |
4.7 |
7.4 |
6.4 |
6.1 |
|
最高値 |
154 |
96 |
78 |
137 |
91 |
85 |
最低値 |
109 |
65 |
56 |
108 |
62 |
56 |
この中で、F医師にとって気になるのは、勿論、②のグルタチオン点滴療法であろう。 事実。F医師は、その文章中、「著明に」の所と「充実感」の所の2ヶ所に赤ペンで下線を何本も引いた。
しかし、特にコメントは無かった。 そのため、F医師がグルタチオン点滴療に対して、どう思っているかは不明である。 しかし、O医師自身は、何か対抗心の様なものを持っている様だ。 それは、次の発言から伺える。
「そうだ、次の診察の時に、(私が点滴後に)歩く所を(動画で)見せてやったらイイよ!」
そして、続いて、本日のハイライトに移った。