水難の相12―株式会社アネシ〇のあがき(終)
さて、株式会社アネシ〇からは、見積もりを貰った所までは紹介した。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/02/14/092348
では、その後は?
実は、地元の業者による修理が終わった頃に、アネシ〇の女性から電話が掛かって来た。 私は、
「う~ん、額が大きいので・・ まだ思案中なんですぅ」
と答えたら、何か妙に納得した様子だった。 その後、見積もり有効機関を過ぎても連絡がないので。「もう、忘れた!」のかと思ったら、チャンと電話があった。 流石に今回はキャンセルの旨を伝えた。 すると、
「それでは、10,800円の請求書を郵送させて戴きます」
と言うので、私はコチンと来た。 そして、言ってやった。
「確かに、年末に来てい頂きました。 でもその目的は何だったんですか?」
「えぇーっと・・ 設備の点検とぉ・・」
「漏れ箇所の同定じゃあないんですか? 漏水箇所は分かりましたか?」
「・・・」
「分からなかったんでしょう? だって、S(ハウスメーカー)さんから、後日、TOT〇の会社の人が『漏水箇所の調査に来ました』と言っていましたから・・ 要するに、Tさんの仕事は・・ 言っちゃあ失礼ですが・・ ・・ 子供の使い・・ でしょ!?!」
と。 ここまで言ったら、私の意とする事を察した様で、
「チョット、お時間を頂戴できますか?」
と言って、電話を切った。 それから、2週間ほどした2月の中旬、今度は男性から電話があった。
「・・ では、税込み8,640円でいかがですか? 元々、8,000円まではご了解頂いていた訳ですしぃ、8,000円なら当社としましても・・」
と、柔らかい口調で、慇懃に言われると、
「(まぁ、大晦日の日曜日に来て、熱心に調べて行ってくれたしぃ、それにTさんは『8,500円プラス消費税』と言っていたので、この辺が落し所 かな?)」
と思って、妥協した。 後日、8,640の請求書が郵送されて来たので、インターネット経由で振り込んだ。
こうして、水難の相に関する、全てのイベントが終了した。 しかし、株式会社アネシ〇のボッタクリ体質は、請求書にも表れていた。 と言うのは、その明細が
出張費 5,000
諸経費 3,000
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計 8,000
消費税 640
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税込計 8,640 円
これを見て、
「(えーーーっ、諸経費が3,000円!?!)」
と思ってしまった。 しかし、そうではないのである。 先ず、「8,000円ありき」なのである。 まぁ、休日の半日の出張費が5,000円も(技術料を含めると)合理的範囲だろう。 で、その差を埋めるため「3,000円」なのである。