水難の相10―(地元の水道会社からの相見積もり)
F社に見積もって貰うと、一体、いくらになるのだろう? 訊くと、衝撃の価格を口にした。
「120,000円です。 内訳は、1か所40,000円なんです。 台所・風呂場・洗面台への3箇所なので、4×3=12・・」
「それでお願いします!」
と私は、間髪を入れずに、申し出た。 何しろ、株式会社アネシ〇の見積額のほぼ半額。 私は、顔がニヤつかない様に注意しながら、工事予定を訊いた。 すると、今週は目一杯なので、早くても来週の△曜日以降となってしまう・・と言う。 しかしここで数日遅れても、約半額でできるなら待つ価値はある。 そこで、来週の△曜日以降でOKした。 但し、△曜日は偶々リハビリの予約日なで、後で調整しよう。 折角、お願いしたのに、未だ始まる前から否定的な事は言いたくないからである。
では、書面の見積もり書を貰っておかなくても大丈夫なのか? 大丈夫なのである。 というのも、今まで、Sさんが口頭で言った見積額と請求額は、1円と違わなかったからだ。
さて。株式会社アネシ〇とF社の見積額が、なぜそれ程までに違うのか? 比較してみた。
場所 |
渋谷区渋谷 |
市内 |
工事の人員×工期 |
2人×1日 |
1人×1日 |
材料 |
Sハウス関連会社ブランド品 |
無名(指定なし) |
接続作業 |
4箇所(F社分+エコキュート) |
3箇所(台所・風呂場・洗面台) |
諸経費 |
10,000円 |
0円 |
調査費 |
10,000円(発注すれば0円) |
0円 |
合計金額(税抜き) |
230,000円 |
120,000円 |
まぁ、渋谷に会社を構えるのであるから、それなりの経費は掛かろう。 人件費だって、この辺より2割は高いだろう・・ それらを割り引いても、尚、倍半分違うのである!!!
しかも、株式会社アネシ〇のT氏は色々と調査はしたが、結局は漏水箇所が不明、F社のSさんは台所の床下とほぼ同定した。 ま、技術力の違いか?
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ここでSさんが紹介した、エコキュート関連の漏水の例を挙げよう。 彼が水漏れの点検に来た日に、妻の案内でエコキュートの所で、エコキュートの本体とその設置状況を見て、こんなことを言った。
「私が診た例では、こんなのがありました。 エコキュート本体の下から配管を引いたのは良かったんだけど、本体の重みで潰れて漏れちゃったんですよ。 その場合、この辺が湿って来ますけど、ねっ!」
と言いつつ、足で一段と低くなっているブロックを示した。 だから、我が家での施工は全て空中を通っているのかぁ・・と納得出来た。 上水が冬場凍結しない様、リボンヒーターを巻き、断熱材を巻いた上から、妻がアルミの張ってあるレジャーシートを加工して巻き。その上から筵(むしろ)を被せたので、この冬も「凍結知らず」だった。 尚、エコキュートや風呂配管は、低温になると、自動的に凍結防止機能が働く。