パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

水難の相―11(お湯が出る!!!)

 

話しは前後するが、1月中旬のリハビリの予約日と漏水工事の日程が重なってしまった。 そこでF社のSさんには、日中3時間程留守にし、帰りが夕方になる旨を伝えたら、それでOKだと言う。 そこで、妻と私は妻の運転で総合病院に出掛けた。

 

帰り道、寄りたい所があったが、水道屋さんが来ているので真っ直ぐ帰ったら、午後4時少し前に家に着いた。 一応、Sさんに帰った旨を報告したら、その30分程後に、

 

   「お湯、使って見て下さい?」

 

と、Sさんから妻に声が掛かった。 早速妻が台所で、混合水栓を湯側にして開けると・・ 最初は水だったが、やがて暖かくなって行った。 思わず、妻は

 

   「お湯が出るって、イイわねぇ・・」

 

と言ったが、やけに実感が籠っていた。 テレビで、寒波来襲による水道管破裂(4箇所)により水が出ない家庭で、修理に来た水道屋さんの事を、主婦がレポーターに、

 

   「神様ですよ!」

 

と言っていたが、水洗トイレの使用もままならない不便さは、想像に難くない。

 

   ―――――――――――――――――――

 

こうして、水難の相は解けたが、原因は矢張りエコキュート本体から台所への給湯配管が土地の陥没により漏水を起こしていた様だ。 実はその場所には、家全体の上水配管が敷設してある・・ 

 

   「次(の漏水箇所)は、きっとこの下にある上水(配管)ですね!」

 

と明るく言うので、妻も半ば冗談風に、

 

   「その時は、よろしくお願いします」

 

と、フォローした。 そして、朝一でお願いしてあった洗濯機と水栓との間のコネクターからの水の滴(したた)りを補修して帰って行った。

 

まぁ、プロフェッショナルに対して失礼かとは思ったが、念のため水道メーター内のパイロットを見ると、ピタリと停止していた。

 

   ―――――――――――――――――――

 

さて後日、請求書を届ける・・と言う電話が「奥さん」からあったので、

 

「その時、現金で支払うから、領収書も一緒にお願いします」

 

と言うと、後日電話連絡の上、「奥さん」がやって来た。 金額をみると、Sさんが口頭で言っていた学(120,000円)に消費税(9,600円)を加えた額になっていた。 妻は、洗濯機の水の滴り補修が無料だった・・と喜んでたが、別に部品や時間を要した訳でも無いので、私はサービスだと思った。