診察201712―1
いよいよ、2017年の12月である。 月捲りカレンダーも最後のページとなった。 ボチボチ来年の予定も入って来るので、デスクカレンダーを100円ショップで購入した。 それは3年分書ける優れものである。
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このカレンダーの右側のタブ(耳)を持って開くと、その年の1月に当たる仕組みになっている。 これが、108円(税込み)なので、1年当たりたった36円(同)である。
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さて、12月最初の行事は、T医師による診察である。 T医師とは、私の担当医であるF医師と同じ脳神経内科に勤務する常勤医であり、且つ、第15条医師でもある。 つまり、私が身障者手帳を申請するに当たり、診断書を書いて貰った医師だ。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/12/06/075949
予約用のスリップには「予約時刻の15分前までに、再来機を・・」と書いてあったが、20分以上前に診察券を再来機に通す事ができた。 そして、T医師の診察室の前―――と言っても、F医師の診察室の直ぐ隣であるが―――で、順番を待った。
やがて、パネルに番号が表示され、我々の番となった。 いよいよ・・である。
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妻が扉を軽くノックし、私は車椅子ごと入室した。 先ずは軽く挨拶し、
「前回、先生に診て頂いた結果、身体障害者の2級が取れました!」
と、妻が手帳を見せながら、お礼を言った。 しかも、
「あんまり、メリットは無いですけどね・・」
というのである! まぁ、どの様なサービスが受けられるかは、行政側の問題。 T医師は目一杯頑張って「2級相当」としてくれたのに、
「(何と言う事を! 先生に失礼な!!!)」
とは思ったが、言わなかった。 すると、T医師は、大人の対応を見せた。
「でも、車の税金が安くなったでしょ?」
と。 確かに・・