パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

M整形クリニックへ

 

さて、リハビリの後は、M整形クリニックへ行った。 以前、圧迫骨折やら腰痛やらでお世話になった事がある。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20130214/1360792140

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/04/09/082758

 

勿論、右肘の瘤を見て貰うためだ。 それは、f医師が右肘付近の瘤については、整形外科の受診を勧めた事であり、リハビリ時の予診の医師も同様の意見だったからである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/06/04/092959

 

リハビリの後なので、午後4時頃であったが、クリニック前の駐車場は満杯、仕方なく道を挟んでの第二駐車場へ車を停め、妻のみで初診受付をして来た。 

 

何しろ、予診票を書く椅子も無い位、混雑していたのだ。 そこで、受付で

 

   「どれ位待てば、順番が来るでしょうか?」

 

と訊いたら、受付の女性が、

 

   「そうですねぇ・・ 1時間から1時間半かしら?」

 

と言ったので、妻と私は一度帰宅して、1時間半後に「自宅を出発」した。 クリニックに到着後、私の歩行の様子を観た職員が、私に車椅子を勧めた。 こうして、更に待つ事約30分、漸く呼ばれた。 車椅子で診察室に入ると、M医師がやって来て、右肘の瘤を触って言った。

 

   「これって、いつ頃からですか?」

 

と。 これに対して、妻が

 

   「本人が1ヶ月前・・と言っています」

 

と答えた。 何年かぶりに見るM医師は白髪も増えて、年を取った印象だ。

 

   「う~ん、そうですねぇ・・ ここには、袋があるんですよ。痛みは無いんでしょう? 漢方薬を処方しましょう。 もし、中で化膿でもしていたら、直ぐ抜いて検査しなくっちゃダメですけど、ねっ! 水は抜いても、また直ぐ溜っちゃいますから・・ 」

 

と言って、診察を終えた。 まぁ、他の2人の医師も保存的療法を薦めていたので、矢張りM医師の判断は、極普通なのだろう。 そこで、受付前で待っていると、暫くして名前が呼ばれ、受診料を支払った。 

 

渡された薬袋を見ると、中に小袋が沢山入っていた。 1日3回、毎食前1包服用し、2週間分だ。 その小袋には、「ツムラ」の文字と、「防已黄耆湯」(ボウイオウギトウ)と、小さく「2.5g」並びに、1番大きなフォントで⑳とあった。

 

   http://f.hatena.ne.jp/PSP-PAGF/20190611150849?changed=1&fototime=20190611150806

 

では、どの様な薬効を持つ漢方薬なのだろう。 「薬剤情報提供書」によると、「色白で汗をかきやすい傾向にある人の次の症状に使われる漢方薬です。 肥満症、関節痛、腎炎、よう、せつ、筋炎、浮腫、皮膚病、多汗症、月経不順等。」 もしかしたら、足の浮腫にも有効かも知れない・・

 

では、どんな薬なのか・・ いかにも、「漢方薬」と言う、苦い顆粒である。 では、なぜ、漢方薬なのか? ① 肥満症や浮腫、多汗症等には体質改善が必要である、② 先行して服用している西洋薬との薬物間相互作用を極力避けたい・・からであろうか???