パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

泌尿器科(続)  

 

前回の泌尿器科の受診から一週間が経過し、泌尿器科の再診日となった。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。 そして泌尿器科の受付に受診案内票を預け、我々は待合室の椅子に腰掛けた。

 

すると、受付嬢が

 

   「今日は、尿検査を行います。 ○○のトイレの奥に小窓がありますので、そこに検体を置いて来て下さい」

 

と言った。 勿論、その通りにした。

 

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暫くすると、看護師が患者を呼び出し始めた。

 

   「〇〇さーん・・ 残尿検査を行いますので、こちらへどうぞ」

 

と言いながら、処置室へと連れて入った。 私は、

 

   「(残尿検査? 残った尿に対し、どんな検査を行うんだろう? まさか、カテーテルなんか入れないよね!?!)」

 

と、過去の採尿がトラウマとなって、脳裡を巡った。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/12/31/090101

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/01/01/080340

 

さて、3~4人後に私が呼ばれた。 妻が車椅子を押して私が処置室に入ると、当の看護師が

 

   「では、ベッドに横になって、下腹部を出して下さい」

 

と言って消えた。 私は車椅子からベッドの上に乗り移り、横になって

 

   「(下腹部・・とは、どこまでなのだろう?)」

 

と思いつつ、取り敢えず上は臍下部、下は陰毛の直前までを露出してみた。 すると看護師が、何かデバイスを持って現れた。 そして、

 

   「冷やっとしますよ」

 

と言い、露出部位にそのバーコードリーダーの様なデバイスを当てた。 要するに、ハンディタイプの超音波検査機であった。

 

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検査自体は短時間で終わり、タオルでゼリーが拭われて、再び車椅子で待合室に戻った。

 

後で分かったのであるが、膀胱内の空隙の体積を測定するための検査であった。 それなら、「残尿量検査」と言え! ・・と思った。