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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

救急搬送―4

で、自覚症状も消失しつつあり、容体も安定し、超音波検査でこれと言った所見も無い。 後は血液検査の結果待ちである。 そこで、救急外来の設備を次の患者のために空けておかなければならないし、第一、救急外来処置室では患者も落ち着かない。

 

そのため、私は別室で待つ事になった。 看護師は私を処置台ごとカーテンで仕切られた部屋に運び、プローブをベッド頭上のコネクター口に繋いだ。 そこで、採尿をすると言う。 勿論、膀胱が空っぽなのは、超音波検査で分かっているし、その事は看護師も知っている。 看護師は

 

   「では、失礼します」

 

と言って、私のパジャマのズボンとブリーフを下ろした。

 

でも、一応、

 

   「自分で出してみます」

 

と言って、借りた紙コップを自分のペニスに当てがった。 しかし、看護師の視線を感じると、それだけで出ないものである。 出ない旨を伝えると、看護師は、

 

   「じゃあ、(カテーテルで)導尿しますねぇ・・」

 

と言って、準備を始めた。 私のベッドの足元の方で、なにやらガサゴソ・バリッと紙を破る音がした。

 

いよいよである。 これで私のペニスを触る女性が、3人目となる。 母(乳幼児の頃)・妻・看護師である。

 

まぁ、ポルノ映画ならここで患者は「期待」にペニスを勃起させて、看護師が

 

   「あら、これじゃあ尿道を傷付けてしまうわ・・ じゃあ、悪いモノを出しちゃいましょうね!」

 

   http://medical1.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

 

と言いつつ、射精に導いてくれるのであるが、私の場合、残念ながら勃起すらしない。

 

本当に情けない・・

 

   ――――――――――――――――

 

話しは前後するが、救急外来で診察を受けている途中、救急隊員の一人が挨拶に来た。

 

   「じゃあ、私達の役割りは終わりましたので、これで帰りますね ・・ お大事に!」

 

と言って、爽やかな笑顔を残していった。 私は、

 

   「有難うございました」

 

と言いながら、首を動かすのがやっとだった。 自分の謝意が十分伝わったか否か不明であるが、今でも本当に感謝している。