パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201307―3


メモの最後には、次の様に書いておいた。

 

 (4) 服薬アドヒァランスについて 

 

?     前回受診日以降、朝3回・昼1回・夜1回の飲み忘れ。 (全て別の日)

?     朝の分を飲み忘れた時は、夕方、軽い疲労感・倦怠感があった。

?     昼・夜の分では、特に症状の変化は感じられなかった。

 

これを読み、S医師は尋ねた。

 

   「ビ・シフロール、マドパー、ドプスの内、どれが効きましたか?」

 

   「ビ・シフロールとドプスです、マドパーは効いた感じがしませんでした。」

 

   「そうねぇ、ビ・シフロールとマドパーは、パーキンソン病のお薬ですから・・ すくみ足に効くのはドプスよね。」

 

   「・・」

 

   「ビ・シフロールとマドパーとは、(パーキンソン病治療薬)の二本柱。 これに(症状に合わせて)色付けをしてゆくの。」

 

   「でも、ドプスは維持量に達したんですよね?」

 

   「ええ、1600mgが維持量で、最大900mgなの。 でも前回(ドプスの処方量を)増やしたばかりだから、今回はこのまま(の処方量)で行きましょ?」

 

と、処方の維持が決定した。 ビ・シフロールとマドパーとは、まだ私の疾病がパーキンソン病なのか症候群なのか、それともそれ以外なのか診断が確定する前に対症的に処方を開始した・・と言う意味に聞こえた。 かと言って、2回目の診察で、その漫然とした処方を本質から見直すには至らない様だ。 脳神経内科領域は、処方は保守的だからなのだろうか? また週に一度、それも半日だけの非常勤では、フォローしきれないからなのだろうか?

 

   「次回(の診察日)は、9月○日でどうかしら?」

 

   「はい、結構です。」

 

と、7月の診察を終えた。