診察201202-3
前回受診以降の症状の変化
・ 自覚症状:歩行時、体が軽く感じた。 (増量処方直後の一週間)
・ 他覚症状:「歩き方が上手になった」(長女)、「表情が明るくなった。」(妻)
I医師はそれを読み、私に質問した。
「まだ、(足は)すくみますか?」
「ええ・・ 狭い所を通ろうとする時に」
と私が答えると、今度は妻に質問した。
「ご主人の活舌が良くなったみたいに感じるんだけど、どお?」
「いつも一緒にいると、余り良くわからないんですぅ。 それに主人は早口で・・」
と妻が答えかけたので、私は
「残り少ないから・・」
と小声で弁解した。 モニターに向かってキーボードを打っていたI医師は、数秒遅れで
(残りが少ないって!?! フフッ・・)
と呟く様に失笑した。 人生の残り時間が少ないので、早く喋らないと、言いたい事を伝えきれない・・と、私が早口の理由を説明した冗談が、やっと通じた瞬間だった。
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今度はI医師はメモの最後に目を留め、感心した様な口調でコメントをした。 そこには、こう書いておいた。
服薬アドヒァランス
服薬率: 146/147
(1月8日、昼の分を飲み忘れたが、症状発現の程度差は、余り感じられなかった。)