パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201412―3

S医師は言葉を選びながら、次の様に説明してくれた。

 

   「小脳は、大丈夫ねぇ・・」

 

つまり、小脳障害に類縁した臨床症状は認められない・・と言うことなのであろう。 そして、少し間を置いて、

 

   「震顫(振戦)も、固縮もありませんしねぇ・・」

 

と言った。 つまり、PSP-CやPSP-Pではないだろう・・と言う事だろう。 では、PSP-RSかPSP-PAGFと言う事になるが、これについては、

 

   「元々(MIBG、MRI、SPECT等の)画像で、何か(PSPに特有な所見でも)出ている訳でもありませんからねぇ・・」

 

と言う。 即ち、今回のPSPの診断さえ、「除外診断」でしかない・・と言う事なのだろうか。 であれば、臨床病型に拘る意味はない。

 

従ってそれ以降の質問にも、答えて貰えなかった。 というより、まだまだ分かっていない事ばかりなのだろう。 

 

そして、話題は、最後の項目に移った。 では、再度、メモから転記しよう。

 

(4) その他 

 

  1. 11月中旬に貴院内の人事異動により、リハビリ担当の理学療法士がF 氏から I氏に交代した。
  2. 11月○日、さがみ湖イルミリオン(イルミネーション)を観賞に行った。(杖を常用) 直前までの降雨のため、駐車場や会場は車も人もまばらで、すくみ足は余り出なかった。 途中、何度か別行動で休憩したが、後半は疲労のため「ずり足」状態で、妻の支えを得てやっと駐車場に戻れた。
  3. 来年1月上旬に、自宅風呂場のリフォームを予定している。
    • バリアフリー化(入り口の段差解消、滑りにくい床材、移乗スペース付カウンター・手摺り)。
    • 突起物(蛇口等)の排除。
    • 内外のヒートショック(温度差)の緩和。 

 

これを読んだS医師は、「イルミネーション」について言及した。 それに対する妻のコメントが、当を得ていなかった。