整形外科の受診―6(再診の準備)
その蛍光ピンクの付箋には、こう書いてあった。
「移動時に、不安定歩行」
確かにその通りではあるが、またしても、ショックだ。
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2011年9月の下旬、直前の三連休では園芸を頑張った。 芝刈り、芝生のバキューム清掃、伐採、ドウダンツツジの剪定・・ 疲労時にフラフラしたが、腰痛は余り酷くならなかった。
朝から体調は、良い。 パーキンソン症候群の症状が緩和された感じである。 これも三連休中に、頑張ったからだろうか? もしそうなら、矢張りリハビリの効果は大きい。 総合病院・脳神経内科のI医師は「薬半分、リハビリ半分」と表現したが、実感である。
であれば、現在腰痛と膝痛で通院中のM整形クリニックにてパーキンソン症候群のリハビリが可能かどうか、尋ねてみる事に大きな意義はある。 前回の脳神経内科の受診時に、I医師から「リハビリ」と言う言葉が出た。 だが、その総合病院に頻度高く通う事は、物理的に無理がある。 しかし、M整形クリニックなら市内なので、通院は楽だ。
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もし私の症状に合うリハビリがあるとしたら、やはり歩行訓練だろうか?
今、日常生活で一番困っている・・と言うより、これこそが私のパーキンソン症候群の主訴である。 特に座った状態から歩こうとすると、足がすくんでしまい、バランスも悪い。
次回のM整形クリニック受診までに、病状を説明しリハビリが可能か否かの質問書面を準備しておこう。 その説明項目は、次の様になるだろう。
1.病歴、2.検査結果、3.診断、4.治療、5.現在の症状、6.リハビリについて
もしパーキンソニズム、特に歩行障害に対するリハビリが奏功し、ADLを維持できたら・・ そう考えるだけで、希望が湧いてくる。
では、その具体的な書面の内容は?
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補遺
パーキンソン病におけるリハビリの有効性については、「パーキンソン病治療ガイドライン2011」(2011.4.1)の第?編 クリニカル・クエスチョン、第3章 運動症状の非薬物治療 のCQ3-1「リハビリテーションは運動症状改善に有効か」に詳述してある。