リハビリ144―「イイ事ですよ。」
エアロバイク終了直後は疲労があるので、5分間休んでから帰る約束になっている。 椅子の掛けて休んでいると、前任のY士がニコニコしながらやって来た。
「どう、調子は?」
「相変わらずですよ・・」
「悪くはなっていないんなら、イイじゃないですか。」
そんな挨拶の後に、セカンドオピニオンを受ける事にした旨を話したら、
「イイ事ですよ!」
と賛意を言った後、
「○○さんの場合はパーキンソン(病、症候群)とも違うし・・ ホントのトコは良く分かっていないから」
と言うのである。 Y士はこれまで何人かのパーキンソン病患者のリハビリを担当してきたので、違いが分かるのだろう。
「(セカンドオピニオンを受ける)病院は、どちらの?」
「○○大学附属病院です。」
「そう! あそこは一流だから・・ (病因や効果的な治療法が)分かるとイイねっ!!!」
と、言ってくれた。
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そう言えば長男も同じ事を言っていた。
「普通は、パーキンソン病では、歩行障害は最後に現れるんだよね。」
と。
S医師の発言、Y士のコメント、長男のつぶやき・・ 一体、私の病気(病名)は、何なのだろう? それは、セカンドオピニオンで明らかになるのだろうか???